給与明細の見方
毎月届く給与明細。
今月の給料はいくらかな?と手取り額だけ見てはいませんか?
給与明細をしっかり見て、どのくらい働いたのか、どれだけ会社から支給されたのか、
どれだけお金が引かれているのか見ることはとても大事です。
今回は、初心者さん向けに、給与明細の正しい見方をご紹介していきます。
給与明細、3つで構成されています。
①支給・・・会社からもらえるお金
②勤怠・・・どれだけ働いて休んだか
③控除・・・天引きされるお金
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.支給額の見方
支給欄には、基本給のほか、役員報酬や残業手当など、
会社から支給されるさまざまなお金の報酬が書かれています。
また、会社によっては年に数回の賞与があるところもあると思いますが、
この賞与は「基本給」をもとに計算されます。
■①基本給
会社から支給される、会社員への労働の対価です。
一般的に、会社独自の基本給表(勤続年数などを考慮したもの)を用いて、
年に1回(2回以上のところもある)算定されます。
また、賞与や退職金の計算などに用いられる、基礎となる数字です。
■②職務手当
社内で役割を得ることにより、支給される手当。
残業代が含まれている場合もあります。
例えば部長、課長、店長など。