ではさっそく、会話力を上げる方法を
お伝えしていきます。
1.コミュニケーションへの苦手意識をなくす
冒頭でお伝えしたように、日本人がコミュニケーションを苦手だと自覚している割合は
なんと7割。
ほとんどの人がコミュニケーションが苦手だと感じているんです。
仕事先の人や、あまり親しくない人と話すとき、
沈黙が続くと「何か話さなきゃ・・・」と焦ってしまうと思いますが、
ほとんどの場合相手も同じことを思っています。
上手く話せなくて当たり前!と割り切って
まずはコミュニケーションへの苦手意識をなくすことが大切です。
2.自分の話は2割にする
みなさんがテレビの芸人さんみたいに自分のことを面白く話せるわけがありません。
別に自分が話さなくても、相手の話を引き出せばいいわけです。
自分で話すよりも、コミュニケーションが円滑に進むはずです。
相手が話してくれた内容に対する相槌ならみなさん簡単だと思います。
コツは、相手の好きなことを引き出すこと。
割合的に言うならあなたが会話している相手もコミュニケーションが苦手な割合が7割。
コミュニケーションが苦手な方でも、すらすら話せることがあります。
あなたも、自分の好きなことだと熱中してうまく話せませんか?
なので、相手の趣味や好きなことを聞くのは、会話力を上げる一つの方法です。
「お休みの日って何してるんですか?」と聞くと自然と好きなことを聞き出せますし、
万が一「ずっと寝ています」と言われたら
「お仕事忙しいんですか?」と会話を広げることも出来ます。
不思議なことに、コミュニケーションが上手だなと思われる人って、
話すのが上手な人より聞くことが上手な人なんです。
相手に話したいことを話してもらうことは
相手の満足感も上がり、あなたへの印象がよくなります。
3.目の前の相手に興味を持つ
さっきの、相手の話を聞きだすことにも通じますが、
コミュニケーションをするうえで目の前の相手に興味を持つことが大事です。
「会社のうるさい上司に興味なんてないし・・・」と思われるかもしれませんが
相手に興味を持つとコミュニケーションしやすくなります。
仕事先の人など、どうしても話さないとうまくいかない場合はまず相手に興味を持ちましょう。
出身や学生時代の部活、趣味、家族構成、仕事の話、お子さんとのお話、
好きな食べ物など、なんでもいいんです。
簡単な物で言うと、相手の持ち物からも会話は広げられると思います。
人間は承認欲求の強い生き物です。
認められたい、褒められたい、知ってほしいと全ての人が思っているので
人から興味を持たれることは承認欲求がくずぐられ、うれしくない人はいないはずです。
そうすると相手はあなたに好感を抱き、
話してくれるようになります。
好きな物に共通点があればラッキー!
「え、私もバスケ部でした!」「私も千葉出身なんです!」など
共通点があると初対面の相手やあまり親しくない相手でも
ちょっとテンションが上がって、話しやすくなりますよね。
もし全く知らないものの話でも、興味を持って
「私、詳しくないので教えてください」のスタンスで話せば大丈夫。
喜んで話してくれるでしょう。