おりものシートとナプキンの違いは?
実はおりものシートとナプキンの違いをよく理解していないという方もいます。
まず、おりものシートは膣から出る「おりもの」を吸収するためのもの。
メーカーによっては「パンティライナー」とも呼ばれ、とっても薄いのが特徴です。(上記画像左)
なお「吸水ライナー」とも混同されがちですが、おりものシートは尿などを吸収することはできません。
一方、ナプキンは生理時の「経血」を吸収するためのもの。(上記画像右)
ちなみにおりものシートで経血を吸収することはできませんが、ナプキンでおりものを吸収することは可能です。
そのため、おりものシートの代用として生理用ナプキンを使用している方もいるようです。(おすすめはしません)
おりものシートはいつ使う?使っている人の割合は?
おりものシートは「おりもの」を吸収するためのものですが、周期的にやってくる生理とは異なり突然「なんか、おりものが気になるなぁ」「今、おりもの出たかも!」という日もあると思います。
そのため、おりものシートを使うタイミングがよく分からないという声も。
おりものシートは基本的に、自分が「下着に付着するおりものが気になる」場合に使えばOK。
特に排卵日前後はおりものの量が増えるため、その頃に合わせて使うのがおすすめです。
ちなみにあるサニタリーメーカーが行った調査によると、おりものシートを使っている方の割合は56%。
約半数の方はおりものシートを使用しておらず「夏はムレるので使わない」「必要性が分からない」「異物感が嫌」という声が多く見られました。
おりものシートのメリットは?
おりものシートのメリットは、やはりおりものが下着へ付着することを防げる点です。
下着におりものが付着していると雑菌が繁殖しやすく、時間と共に臭いが気になるはず。
おりものシートを使えばいつでも清潔に保つことが可能で、べたつきやムレなども軽減されます。
また女性の下着は毎日キレイに洗っていても、どうしてもクロッチ部分が傷んでくるもの。
おりものの付着によってだんだんと色が変わってくることもあり、大切な下着を長く使えるのもおりものシートのメリットと言えそうです。