結婚指輪や婚約指輪は必要?
結納式も結婚式も行わないし、結婚しても指輪はしないので、結婚指輪や婚約指輪は必要ないと考えているカップルも少なくないようです。結婚するだけでも新居の準備などお金がかかるのに、ほとんど出番のない結婚指輪や婚約指輪は必要なのでしょうか?
結婚指輪は十万円程度ですが、婚約指輪は数十万円、給料の3か月分なんて言われていた時代もありました。どちらか一方だけでもよいのでは?両方とも不要など意見は様々です。
婚約指輪は、映画やドラマのプロポーズのシーンで見たことがある人も多いのではないでしょうか?結婚指輪は、結婚式でお互いの薬指に指輪をつける「指輪の交換」というセレモニーの際に使われます。結婚指輪と婚約指輪は、結納品の中の1つに含まれます。
では結納をしない場合は結婚指輪や婚約指輪は不要なのでしょうか?結納をしなくてもプロポーズの言葉とともに指輪を贈ることは、婚約の証になります。中には、指輪の代わりに腕時計やネックレスを贈るという意見も聞かれます。結婚指輪と婚約指輪の違いや指輪に込められた意味を知って、指輪が必要なのか不要なのか、二人だけでなくご家族とも相談して決めましょう。
結婚指輪と婚約指輪の違い
結婚指輪と婚約指輪は、それぞれが持つ役割や意味があります。結婚式で交換する結婚指輪と、婚約の証として、男性から女性に贈る婚約指輪の違いを見てみましょう。
■結婚指輪とは?
結婚指輪とは、結婚式でお互い相手の薬指につけて愛を誓います。結婚指輪に込められた意味は、永遠の愛・永遠の絆の象徴となります。結婚指輪をつけていると「結婚をしています」という目印になります。
結婚指輪の由来は、古代ローマ時代に遡ります。当時のローマ皇帝が結婚式で指輪を交換したことが始まりです。日本では西洋文化が入り始め、キリスト教結婚式が取り入れられた明治時代から、指輪の交換が広まり、大正時代には一般的に指輪の交換が行われるようになりました。