拒食症や過食症といった摂食障害は、誰にでもなる可能性があります。
その中でも「ストレスをうまく解消できない人」や「完璧を求めすぎる人」「自分に自信がない人」は摂食障害になる可能性が高いのだとか!
ストレスの感じ方は人それぞれのため、他人から見るととても小さなことであっても本人には大きなストレスになっている場合がありますね。
そのストレスを上手く解消できない場合、主に過食症につながる傾向にあります。
また「絶対に1kgも太ってはいけない」「ウエストは〇cmじゃなきゃスカートなんて履けない」など、完璧主義の場合も摂食障害になる傾向が強いです。
主に若い女性に多い特徴であり、この場合は拒食症になるケースが多いとのこと!
また「私は誰よりも太っていてブスだ」「痩せていないから彼氏もできない。生きている価値もない」と自分に自信がなさすぎる方も要注意。
自分のコンプレックスに対し敏感になっているため、拒食症や過食症を引き起こしてしまう可能性もあります。
摂食障害が疑われたら病院へ行くのがおすすめ!
拒食症や過食症などの摂食障害は「心の病気」と言われています。
しかし、ガリガリに痩せてしまうことにより体力がなくなり、他の部分が病気になってしまうことも。
逆に異常に食べ過ぎることによって高脂血症や高血圧などを引き起こすパターンもありますね。
そのため「もしかして摂食障害かな?」と感じたら、早めに病院を訪れましょう。
■①薬による治療
拒食症や過食症などの摂食障害は、飲んですぐに効果を発揮する薬というものがありません。
摂食障害は精神的な病気のため、その原因を究明した上で「薬によって心の安定を保つ」ことになります。
喜怒哀楽が激しい、他人に劣等感を抱いているなどの場合は「抗うつ薬」を処方。
一方、食べ物を食べないとイライラする、10g体重が増えただけで不安で人前に出ることが出来ないなどの場合は「抗不安薬」が処方されます。
その他にも「抗精神病薬」や「睡眠導入剤」など、患者さんの症状に合わせて薬が処方されるため「サポート」の意味で飲むようにしましょう。