書いた手紙は、封筒に入れて渡すのが一般的ですが、伝言やお礼などの短いメッセージは、封筒を使うと堅苦しく感じる場合もありますよね。
中に手紙を入れる場合の封筒の折り方は、糊やハサミなどで、切ったり貼ったりと手間がかかります。しかし手紙を封筒型に折る場合は、開けることも考えて折るだけで封筒の形にします。
封筒型に折る時は、正方形の用紙を使います。手順は手紙の文面を上にして、長方形になるように半分に折ります。もう一方も同じように折り、開きます。下から約2cm折り上げ、折ったところの角を折り曲げて、小さな三角を左右に作ります。さらに三角部分を倒すように内側に折り込みます(左右)
反対側の辺を中心まで左右折り込み、折り込んだ先を向かい側のポケット部分に差し込んで完成です。封筒折りは簡単に折れて、もらった人も開けやすい手紙の折り方です。
【折り方】④かわいいリボン折りでワンポイントにも
手紙をリボンに折るには、長方形の用紙を横に置き、半分に折り元に戻します。四隅を中心線に向かって三角に折ります。さらに長い辺も中心線に合わせるように折り、裏返します。矢印の先を重ね合わせるように折り、広げて裏返します。
中心線に対して垂直に折り、真ん中をつまんで小さな両矢印のような形を作ります。鶴を折る時の最後のように先を折り曲げて、さらに四隅を三角に折り、先ほどの半分サイズの両矢印形を作ります。最後に広げて中心部を平らにして完成です。
手紙をかわいいリボン型に折るには、工程が多くなり、開けるのも難しくなってしまいます。手紙を簡単に開けられる、シンプルな折り方もご紹介しておきましょう。手順は、手紙の長い辺を2回折って、細長い長方形を作り、中心部をねじります。最後に両端を矢印型に折り込むだけでも、リボンの形は作れます。
【折り方】⑤手紙を金魚折りで涼し気に
手紙のかわいい折り方は、動物も作れます。正方形の用紙に手紙を書いて鶴を折るだけでも、そのまま渡すよりも、おしゃれになりますよね。動物折りは、出来上がってから、目や口を書き足すと、よりリアルになります。
様々な生き物の中から、金魚の折り方をご紹介しましょう。手順は、正方形の用紙を三角に折ります。中心の線に合わすように左右折ります。紙を裏返し長い辺を半分に折り、再度裏返し、左右のポケット部分を開きます。二股に割れている方の三角部分を折り曲げ、端をもう一度折ります。裏返して二等辺三角形の端を内側に折り畳みます。最後に縦半分に折り、しっぽを折り曲げて完成です。