■パク・ヘジン
パクヘジンは2004年、「うつ病」によって兵役を免除されています。
当時、兵務庁はこの過程に疑惑があるとして捜査をしていましたが公訴時効に…。
しかし、2010年にネット上で再び兵役逃れを指摘する投稿が上がったことで、再捜査となりました。
その一方で、パクヘジンは兵役免除の判定を受けた時一般人であったため、不正を行う手段がなかったことも判明。
さらに2年半の間、うつ病の治療を受け続けていたことから兵役逃れの可能性は低いと判断されています。
兵役逃れを手助けする専門のブローカーとは?
正直、誰もが「行きたくない」と思ってしまう兵役ですが、兵役逃れを実行する方はほとんどいません。
その一方で、兵役逃れを手助けする専門のブローカーも存在。
ブローカーは特定の医師などにツテを持っており、入隊に関しての身体検査を予定している依頼人に偽の診断書を発行するよう指示。
また冒頭でご紹介したように、身体検査で異常が確認されるようにその過程を指示することもあるようです。
もちろん全ては犯罪行為ですが、このようなブローカーが減らないのは、それだけ「兵役に行きたくない」と考えている国民も多いという裏返しになりますね。
韓国では兵役に行かなかったらどうなるの?
韓国では病気やケガなど、正当な理由がない限りは兵役に行くことが義務付けられています。
兵役に行かない場合(兵役逃れをした場合)は、3年以下の懲役になることも。
また正当な理由もなく兵役に関する身体検査を受けなかった場合は罰金が科せられることもあります。