美容にも効果的!「タッカンマリ」ってどんな韓国料理?
韓国料理と言えば真っ赤で辛い!そんなイメージがありませんか?
タッカンマリは「辛くない韓国料理」で、辛い物が苦手な方でも食べることができます。
タッカンマリは直訳すると「鶏一羽」を意味しており、その名の通り鶏を一羽まるごと煮込んだもの。
韓国では夏バテの滋養食として知られ、冬は体を温めてくれる人気グルメのひとつ。
鶏から出る美味しいスープにはたっぷりのコラーゲンやビタミンが含まれており、美容面でも効果絶大!
中でも東大門には、タッカンマリ専門店が立ち並ぶ「東大門タッカンマリ横丁」があり、外国人観光客にも人気のエリアとなっています。
なお、タッカンマリ自体に味はなく、にんにくや酢、醤油などを混ぜ合わせた特製のタレで食べるのが定番。
このタレは自分で卓上で作るので、辛い物が苦手な場合は唐辛子を抜いて混ぜ合わせるといいですね。
「タッカンマリ」はどうやって注文する?
最近では日本でも食べることができるタッカンマリですが、焼肉やサムギョプサルと比べると食べる機会は少ないですね。
そのため、東大門でタッカンマリを食べる場合にはまず注文方法を覚えておくことが必要。
タッカンマリは基本的にひとりでは食べきることができないため、おひとり様は断られる可能性があります。
2人以上で入店し、タッカンマリを注文すれば鶏一羽と長ネギ、じゃがいもなどが入っているはず。
お店によってはお餅(トッポッキ)が入っていることもありますが、別途料金が必要な場合もあるので確認しておきましょう。
またシメにはうどんを入れる方が多く、食べ終わった頃を見計らって「ククス、ハナジュセヨ(麺、ひとつください)」と注文すればOK。
うどんはスープをたくさん吸うため、「もう少し食べようかな」と思っても再度追加注文はできないことが多いです。
そのため、最初から人数分を注文することをおすすめします。
なお東大門や明洞にあるタッカンマリ専門店の場合は、日本語メニューが用意されているのでそちらを確認して注文するのが良いですね。
東大門付近で人気のタッカンマリ専門店ランキング
■陳玉華(チンオクファ)ハルメ元祖タッカンマリ
東大門で一番人気のタッカンマリ店が「陳玉華(チンオクファ)ハルメ元祖タッカンマリ」です。
日本の雑誌やテレビにもたびたび登場している名店で、店内は3階まで座席があります。
それでも週末には行列ができるほどの人気店で、この味を求めて国内外から多くの方が訪れることで有名。
1978年の創業以来変わらぬ味は地元の方にも人気が高く、男性同士のお客さんも多いのが特徴です。