日本人留学生にも人気が高い建国大学近くに位置する紫陽洞。
建大入口駅のちょうど裏手にあり、おしゃれなカフェやお手頃なグルメ店などが多く立ち並んでいます。
このエリアは中国国籍を持っている韓国の方(朝鮮族)や、中国から来た人が多く住むエリア。
中国人だから悪い、怖いということではありませんが、かなり治安が悪いため「韓国人ですら避けるエリア」として知られています。
大学が近くにあるため留学生も多いですが、少し通学時間はかかっても他の駅近くで物件を探すことをおすすめします。
■鐘路・恵化駅周辺
大学路近くに位置している恵化駅は、学生が多い街として有名。
周辺には美術館や劇場などもあり、隠れたグルメ店も多いのが特徴です。
一方で、このあたりはフィリピンの方が多く住むエリアとして知られ、ソウルの中でも少し独特な雰囲気。
路上で違法販売が行われているのは日常茶飯事で、観光客に声をかけてくることもあります。
さらに恵化駅ではデモが頻繁に行われているため注意が必要。
駅地下でもデモが行われることが珍しくないので、もしデモが行われていても見て見ぬふりをして通り過ぎてください。
■江南・大林周辺
江南にある大林は、ソウルの中でも特に朝鮮族や中国人が多いエリア。
在来市場にも中国人の姿が多く、たくさんの中華料理店が立ち並んでいます。
ここは日雇い労働や食堂で仕事をするため、いわゆる出稼ぎで韓国にやってきた人たちが多く暮らしているのが特徴。
中でも大林1洞から3洞エリアは特に治安が悪いことで知られ、「韓国人ですら避けるエリア」と言われる危険な場所です。
最近では“リトルチャイナ”と呼ばれ、本場の味を求めて足を運ぶチャレンジャーも多いようですが、夜の大林は特に危険。
ちなみに真昼間でも事件が起こるような場所なので、なるべく避けることをおすすめします。