こちらのイラストはとても分かりやすく、月経カップの使い方が説明されています♪
手指を洗ったあと、月経カップを折りたたんで膣の中に入れていきます。
月経カップの受け口は子宮の入口とピタッとハマるくらいの大きさになっており、直径3.5~4.5cmくらいと大きめ。
そのため、初めて月経カップを見た際にはほとんどの方が「こんなの膣の中に入らない」と感じます。
もちろん、そのままでは入らないため月経カップを折りたたむのですがその方法もいくつかあります。
月経カップは医療用シリコンで作られているため、ペコペコとどんな形にも成形可能!
折りたたみ方は人それぞれ異なり、自分に合った折りたたみ方を試してみるのがおすすめです。
また、どの折りたたみ方も膣内に入れるとシリコンの持つ力で自然とカップが開き、膣内でピッタリとハマってくれるようになっています。
実際に膣内に入れた後は月経カップの底を少しペコペコと押し、中でカップが開いているか確認することが大切!
上手く開いていないと経血が漏れる原因になるだけでなく、痛みや違和感を感じてしまいます。
ちょっと分かりにくいので、画像でご説明しましょう♪
最初のうちはカップが開いているかどうかも分からないですが、慣れてくると「あっ、開いた」と体感で分かるようになります♪
どうしても分からない場合は、月経カップの底についているステムやリングを少し引っ張ってみましょう。
この時、月経カップが簡単にスルッと出てしまうようならしっかりとカップが開いていません。
しっかり開いた状態なら月経カップが動かず、膣内に引っ張られているような感覚になります。
■【取り出す時】使い方をご紹介
最初は挿入するときに痛いと感じる方も多いですが、慣れて来ると取り出す時の方が痛いと感じるかもしれません。
特にステムやリングの部分だけを引っ張ると…もう、言葉では言い表せないほど痛いです…。
膣壁が全部月経カップに引っ張られているような感覚になり、「痛いから早く出したい」と思えば思うほど焦ってジタバタしてしまいます。
ちなみに私も最初は痛いと感じましたが、むしろ「人間の膣の収縮性ってすごいな」とちょっと感動してしまいました♡
月経カップを取り出す際は、底を指で潰すようにしながらゆっくりと引き抜きます。
そして、カップ内に溜まっている経血をトイレの中に捨てれば終了。
この後、また使う場合は水でサッと洗い流すかウェットティッシュで拭きとりましょう。
そんな適当で大丈夫!?と感じますが、膣には自浄作用があるため毎回ソープなどで洗う必要はありません♪