アフターピルの正しい飲み方は?避妊効果はいつまで続くの?
毎日服用するピルとは異なり、緊急時などに服用することが多いアフターピル。
「緊急避妊薬」や「モーニングアフターピル」と呼ばれるように、性行為後に避妊をすることを目的とした薬です。
基本的には「避妊せずに行なわれた性交、または避妊したものの避妊手段が適切かつ十分でなかった性交の後に、緊急避難的に服用する避妊薬」と定義されていますが、正しい飲み方を知らないとその効果を最大限に引き出すことが出来ません。
アフターピルを正しい飲み方で服用した場合、避妊効果は「5日間以上続く」と言われています。
これは性交後72時間以内に服用した場合ですが、24時間以内に服用すればさらに効果が高いとのこと。
しかし、これはアフターピルの種類によっても飲み方が異なるため注意が必要です。
必ず医師の診断のもと、アフターピルを処方された際には正しい飲み方を聞いておくようにしてくださいね!
アフターピルの正しい飲み方で得られる効果
■①正常な排卵を抑制
アフターピルの正しい飲み方で得られる効果・正常な排卵を抑制。
排卵直前には卵胞を育てるためにホルモンが一時的に多量に分泌されます。
これは卵胞期と呼ばれ、LHサージという現象が起こります。
しかし、アフターピルを服用することによりLHサージが抑制される、または遅延するという効果があります。
正常な排卵を抑制することで、避妊ができるという効果が得られます。
■②避妊効果
アフターピルの正しい飲み方で得られる効果・避妊効果。
正常な排卵を抑制することが避妊につながるとご紹介しましたが、正しい飲み方で服用していればその効果は約5日間続くと言われています。
その5日間は排卵がない状態なので、性器内に入った精子は受精能力を失うため避妊の効果を得ることが可能。
さらに排卵後に服用した場合でも、精子の侵入を抑制したり、着床することを防ぐ効果があります。