デリケートゾーンのニオイの原因は?
■①おりものや経血による雑菌の繁殖
20代から30代の女性の7割が悩んでいるというデリケートゾーンのニオイ。
そのニオイは人それぞれですが、しっかりと対策するためにはその原因を知っておくことが大切です。
デリケートゾーンのニオイが気になる原因の多くが「おりものや経血による雑菌の繁殖」。
おりものは雑菌が膣の中に入ることを防ぐために分泌され、排卵期や月経前などで粘度やニオイも異なります。
おりもの自体には強いニオイがないことが多いですが、時にツンとするニオイがしたり、おりものがデリケートゾーンの毛に付着することでニオイを発することがあります。
また、経血も同じく元々のニオイはありませんが、空気に触れることで雑菌が繁殖するため嫌なニオイを発します。
どちらもデリケートゾーンの毛を少し処理するだけでも、ニオイを抑えることが可能であり、最近では完全に脱毛する方も増えていますね。
しかし、脱毛はお金も時間もかかるため、サッとニオイ対策をしたいという場合はデリケートゾーン専用のシェーバーを使って自分で処理をしましょう。
■②汗などによるムレ
デリケートゾーンのニオイが気になる原因には、「汗などによるムレ」も含まれます。
デリケートゾーンは体の他の部分に比べ、いつも温かい上に湿度が高いのが特徴。
そのため、汗をかきやすい場所でもあり汗により雑菌が繁殖することで、嫌なニオイを発します。
最近ではムレを防ぐナプキンやパンティライナーも発売されていますが、下着にも注意が必要!
できれば綿100%など通気性が良い下着を身に着けるのがおすすめです。
■③膣カンジダ
デリケートゾーンのニオイが気になる原因として、「膣カンジダ」の可能性も考えられます。
デリケートゾーンには常に常在菌が存在していますが、その中には体にとって良い働きをしてくれる善玉菌と、私たちの体に害を及ぼす悪玉菌があるのが特徴。
デリケートゾーンの悪玉菌のひとつにカンジダ菌があり、これがニオイの原因になっていることも。
その名前だけ聞くと「性病!?」と身構えてしまいそうですが、膣カンジダは体調の変化やストレス、生活習慣の乱れなどでも起こる場合があります。
もちろん、デリケートゾーンを不潔にしていた場合も起こる可能性があるので毎日正しくケアをしながら、カンジダ菌の増殖を防ぐことが大切です。
万が一、膣カンジダになってしまった場合には市販薬も販売されているので焦らないようにしてくださいね。