寝ても倦怠感がとれない
寝過ぎでしまうと睡眠サイクルが崩れてしまい、体内時計も狂ってしまいます。
そのせいで睡眠をとったにもかかわらず、倦怠感や疲れがとれない、たくさん寝たのにまだ眠たいということがおきます。
■寝過ぎはどうやって分かる?
寝過ぎは体に良くないことが分かりましたが、睡眠をどれくらいとると寝過ぎになるのか気になりますね。
適切な睡眠時間は個人差がありますが、大人で6~8時間だと言われています。
また、寝過ぎによってサインがあるので紹介します。
・睡眠中や寝起きに体に違和感がある
寝ている時は無意識に寝返りをうつことで一点に負荷が集中しないようにしています。ですが、寝過ぎてしまうと寝返りをうったとしても負荷がかかってしまい、体に違和感が生じることがあります。
・寝起きに頭に違和感がある
寝過ぎによって首に負荷がかかり、そのせいで頭に違和感や不快感を感じることがあります。
これは枕が合っていないことで起きるので、寝起きに頭に違和感がある時は枕を見直してみましょう。
・ボーっとした状態が続く
寝過ぎによって睡眠サイクルが習慣化されていないとボーっとした状態が続いてしまいます。
これらのサインに心当たりのある方はもしかした寝過ぎているかもしれません。
一度、自分の睡眠時間を見なおしてみてはいかがでしょうか。
■寝過ぎを改善するには?
寝過ぎは体にも脳にも悪影響を及ぼします。
そんな寝過ぎを改善する方法を紹介します。
・就寝時間と起床時間を一定にする
できるだけ就寝時間と起床時間を一定にして、規則正しい生活習慣を身につけましょう。休日も平日と同じような生活ができるように心がけることで睡眠バランスを整えることができます。
・太陽の光を浴びる
寝過ぎを防止するには、多少眠気が残っていても起きることです。起きたらまず太陽の光を浴びましょう。太陽光には脳を覚醒させ、眠気を消してくれる効果があります。
・遮光カーテンは使わない
寝室に遮光カーテンを使用している方が多いでしょう。ですが、遮光カーテンは朝になっても部屋が暗いままになってしまい、寝過ぎの原因になってしまいます。遮光カーテンを外したり、寝る時にカーテンを開けておくといった工夫をすることで、朝日で自然と目を覚ますような気持のいい目覚めを手に入れることができます。
睡眠をしっかりとることは間違いではありません。ですが、寝過ぎてしまうと逆効果になってしまいます。
自分の睡眠習慣を見直して、寝過ぎを防止しましょう。