離婚準備に必要な3つの極意
早く離婚してスッキリしたい、夫の暴力から逃れたい、夫と係わりたくないなど、離婚準備ができない理由は、人それぞれです。しかし離婚をしてから「こんなはずじゃなかった、離婚しなければよかった」と後悔しても後の祭りです。そこで離婚を後悔しないための極意を3つのポイントに分けてご紹介します。
■具体的な離婚理由
離婚準備をするにあたり、具体的な離婚理由を相手に伝えておきましょう。理由を伝えていないと、夫に原因がありながら、離婚を切り出した妻が悪いと主張される可能性があります。
理由によっては、夫が妻の気持ちに気付いていなかっただけ、というケースがあります。離婚理由を伝えることで夫が反省し、夫婦仲が修復できる可能性が期待できます。
■証拠を残しておく
離婚準備には、離婚理由に加え、証拠のメモや録音を残しておきましょう。夫からの暴力や浮気など、夫に原因がある場合は証拠があることで、慰謝料の請求ができ、離婚を有利に進めることができます。
離婚をするときは、家や預貯金、養育費など、民法に基づいて財産を分けます。夫の預貯金や収入、勤務先、借金がある場合は借用書もチェックしておきましょう。