ニットは、ハンガーに掛けて収納すると、色や柄が一目でわかりますが、長い間収納しておくと、首回りが伸びたり、型くずれの原因になります。そこでニットの型くずれを防ぐために、畳んで収納する方法をご紹介しましょう。
ニットの収納は、畳んで積み重ねてしまうと、着たいニットを探すのが難しくなります。一番下のニットを取り出すには、上のニットを取り出してまた戻してと、手間がかかってしまいます。
ボックスにニットを収納するときは、見つけやすく取り出しやすいことが重要です。ニットは、丸首やハイネック、Vネックなど様々なタイプがあります。引き出しやボックスに収納する場合は、積み重ねるのではなく、立てて収納すると、ニットのタイプや柄が一目でわかります。
ニットを畳んで収納するときは、畳み終わった時の幅や高さが揃うようにしておくと、立てて収納したときに、見た目が美しく、探すときも一目で見つけられます。
冬場など、ニットの出番が多い時期の収納は、ニットを巻いてカゴやボックスに入れておく方法もあります。
立てて収納するときと同じように、幅を揃えて畳み、裾から巻くとニットのタイプがわかりやすくなります。巻いてカゴやボックスに収納しておくと、見せる収納としてもおしゃれです。
デニムを畳んで収納する方法
デニムは畳んで収納すると積み重ねた重みでシワになったり、折り目がついてしまうことも少なくありません。
ショップのように、畳んで収納しても種類が一目でわかるような棚があればいいですが、家庭で収納する場合は、引出しや収納ボックスが使われます。
デニムを畳んで収納しても一目でわかり、出し入れしてもぐちゃぐちゃにならない収納方法は、ニットと同じく、積み重ねるのではなく、立てて収納がおすすめです。
畳み方は、デニムパンツを縦に2つ折りにし、続いて裾とウエストを重ねるように2つ折り、さらにもう半分に折ります。
デニムを畳んで収納する方法は、ショップの棚に積んであるデニムを立てて収納するようなイメージになります。
デニムは吊るして収納もおすすめ
デニムは吊るして収納する方法もあります。しかし洋服用のハンガーではサイズが合わず、ウエスト部分にハンガーを入れて吊るしておくと型くずれの原因に。二つ折りで掛けておくとデニムの膝のあたりに線が入ってしまいます。
デニムを吊るして収納する場合は、ハンガーにクリップがついたズボン用ハンガーを使いましょう。
ズボン用ハンガーは、デニムパンツのウエスト部分をクリップで挟んで収納できるので、折りシワがつかず、一目で着たいパンツを見つけられます。