髪の毛は日焼けするとどうなるの?
■①色落ちする
髪の毛は日焼けすると、色落ちしやすくなります。
普段はあまり気にしていないものの、太陽の下で自分の髪の毛に明るさにびっくりしたことはありませんか?
特に夏は紫外線が強く、髪の毛の色落ちが進みます。
ご存知の通り、髪の毛は人間の体のてっぺんにあるため太陽から一番刺激を受けやすいのが特徴。
顔や腕よりも紫外線の影響を受けやすく、この紫外線には髪の毛の色素を分解する力があります。
そのため、せっかくのヘアカラーが変色したり色落ちすることも珍しくありません。
■②髪色が茶色になる
髪の毛は日焼けをすると、だんだんと茶色っぽくなっていきます。
サーフィンや水泳などを趣味としている方を見てみると、髪の毛がかなり明るくなっていることに気が付きますね。
先ほどご紹介したように、紫外線には髪の毛の色素を分解する力がありますが、さらにサーフィンや水泳など髪の毛が濡れた状態で日焼けする髪の毛の色素が酸化してしまいます。
その結果、髪の毛が赤色化してしまい元々は黒かった髪の毛も茶色や赤茶色に変化するのが特徴。
この場合はヘアカラーやブリーチの茶色っぽさとは異なり「髪の毛が色あせている」ような見た目になるので、かなり傷みが目立ってしまいます。
■③パサパサになる
髪の毛は日焼けをすると、指通りが悪くパサパサになります。
髪の毛の内側には、お肌と同じようにメラニンが存在しています。
そのため、紫外線をある程度吸収してくれますが、髪の表面のキューティクルにはメラニンがありません。
その結果、髪の毛の内側よりも紫外線の影響を受けやすいのが特徴。
紫外線に限らず、キューティクルはダメージを受けてしまうと髪の毛がパサパサになったり、枝毛が発生することも。
すでにダメージを受けたキューティクルは、カットしない限りは元通りにはなりません。
※トリートメントなどで一時的に補修は可能。