それでは、靴をフィットさせる裏技を紹介しましょう。
ドライヤーを使う
まず最初に紹介するのはドライヤーを使う方法です。
用意するものは靴下2足とドライヤーです。
まず、靴を伸ばしたい側のほうの足に靴下を2枚重ね履きします。
そのまま靴を履いてドライヤーをあてます。
特に足が当たってきつい所を入念に1~2分程度あてましょう。
あまり長い時間熱をあてすぎると靴を傷める原因になってしまうので、慎重に行いましょう。
この方法は革製品の靴に使うことができますが、スニーカーといった科学繊維ではできないので、スニーカーを伸ばしたい時には他の方法を使いましょう。
氷水を使う
次に紹介する方法は氷水を使った裏技になります。
フリーザーバックに水を入れ、しっかりと空気を抜くようにして口を閉じます。
そのまま靴の中に入れ、冷凍庫に数時間入れます。大体8~10時間かかります。
水は凍るときに膨張するので、それを利用して靴を内側から広げていきます。
一度履いてみて、まだきついようでしたらもう一度同じ工程を繰り返しましょう。
その際にはフリーザーバックに入れる水の量を増やしてください。
この方法は革靴でもスニーカーでも使える方法になります。
時間のかかる方法ではありますが、夜のうちに冷凍庫に入れ、翌朝取り出すといいでしょう。
履いたときに冷たいのは嫌という方は履く20~30分前に取り出しておきましょう。
シューズストレッチャーを使う
シューズストレッチャーを使って靴を伸ばす方法もあります。
シューズストレッチャーは靴に詰めて時間をかけて靴を伸ばしていきます。
1週間程度はかかるので、時間にゆとりのあるときに行いましょう。
即効性はありませんが、靴にシミや痕が残らず、だれでも簡単に靴を伸ばすことができます。
また、ポイントでの伸ばす微調整もできます。縦幅だけでなく横幅も伸ばすことができる優れものです。
この方法も革靴とスニーカー両方に使える裏技になります。