芸能事務所は所属アーティストに対し、CDや音源の売上を単純にメンバーに分配するのではありません。
アイドルに関してはマネージャーの給与、スタッフの賃金、練習室や撮影現場の賃貸料、車両のレンタル費用、もっと細かく言えばヘアスタイリングの際の費用やメンバーたちの食事、すでに宿舎生活をしている場合には宿舎の費用なども必要になります。
CDや音源の売上、コンサートやCMなどの収益からこれらの必要経費を差し引いた分を契約に合わせて分配しますが、もし売れなかった場合は不足分を所属事務所が負担をすることに。
さらに今回はオーディション番組からのデビューということもあり、オーディション番組参加時点で「デビューを前提に出演し、デビューが決まった場合は制作会社とマネジメント契約を結ぶ」という決まりがあります。
しかし、ユジュンウォンとユジュンウォンの母親の言動や行動は「最初からデビューする意思がなかった」ということで、番組制作会社は法的対応を予告。
「株式会社の立場として、デビュー組だった参加者の契約不履行により損害が発生し、株主の権利も侵害された。投資家ごとに投資金額が異なるため、損害賠償請求額は未定だ」とした上で、ユジュンウォンに損害賠償を請求すると発表しました。
ユジュンウォンの金銭問題紛争の原因は毒親!?
所属事務所と契約問題による紛争が勃発し、グループに合流していないユジュンウォン。
ここまでご紹介した通り、ユジュンウォンの契約問題ではまさに「お金」が一番の焦点となっています。
韓国では契約期間が長いこともあり、親御さんたちがその内容をチェックすることはもちろん、契約関連の議論の際には同席することも珍しくありません。
しかし、ユジュンウォンは未成年者ではなく大人。
そのため、今回の金銭問題紛争の原因は「ギャラの引き上げを要求している毒親」と言われています。
これまでも金銭問題に口出しをする毒親たちによって、その後の人生が潰されてしまったアイドルはいましたが、デビュー前にこのような金銭問題の紛争が起きるのは前代未聞かもしれません。
■「とても気が弱いタイプ」と明かしていたユジュンウォン
一方、ユジュンウォンは過去のインタビューで自身のことを「とても気が弱いタイプ」と明かしたことがあります。
ステージに立つと堂々とした姿を見せることができるものの、普段はとても気が弱いとのこと。
ここからも、やはり両親の言いなりになって一緒にギャラ引き上げを要求してきたことが伺え、両親の言うことを全て真に受けてしまった可能性が高いですね。
韓国ではユジュンウォンの主張に呆れる声が…
FANTASY BOYSユジュンウォンの金銭問題について、まとめてご紹介しました!
これまでも所属事務所と所属アーティストの間で、金銭が関わる紛争は数多くありました。
しかし、今回の紛争は「デビュー前」ということもあり、世間はすっかり呆れている様子。
その多くがユジュンウォンや毒親に対する批判で「デビューもしてないのにギャラを上げろって?笑わせる」「オーディション番組1位がどれほど偉いの?」「他のメンバーたちも抜けてくれてありがたいのでは…」「デビューしなくて良かったかもしれないね」という厳しい声も聞かれています。
ユジュンウォンとその毒親を受け入れてくれる事務所が今後出てくるのか、それとも毒親によってアイドルの夢を絶たれてしまうのか…
今後の進展にも注目してみてください♪