怒ると怖い人の特徴
あなたの周りにも、いつもは普通なのに、怒るとずーっと怒ってしつこかったり、
怒ると怖い人っていませんか?
もちろん、あなたが悪いことをしているのなら仕方ないですが、
必要以上に長く怒る人もいるんですよね。
怒る人は、どういう心理状態なんでしょうか。
また、どう対処するのがいいのでしょうか。
まずは、怒ると怖い人の特徴についてご紹介していきます。
■1.見た目の特徴
怒ると怖い人は、実は見た目にも特徴があるんです。
見た目で分かれば、心構えや対策は出来そうですね。
その特徴としては、
・いつもにこにこしている、もしくは無表情
・笑顔だけど目が笑っていない
・目が怖い
・感情が読めない
です。
いつも笑顔、といつも無表情は逆のように思えますが、
実は同じ心理的反応で、自分の感情が相手に悟られないようにしているんです。
また、目が怖くて据わっているような人は、「自分に近づくな」とサインを送っているんです。
こんな人がもし近くにいたら、怒ると怖い人の可能性が高いので気を付けましょうね。
■2.性格の特徴
実は怒ると怖い人には性格にも特徴があります。
・普段は誰にでも優しく、愛想がいい
・誰に対しても無頓着・興味がない
・うまく物事が進んでいれば機嫌がいい
・計算高く、自分が不利な立場になると明らかに不機嫌になる
・反論されると感情的になる
こういう人は、普段は自分の感情を抑圧しているので、
何かきっかけがあれば溜まっていたものが爆発していしまうんですね。
自分が主導権をもっていたり、うまくいっていれば上機嫌なのに、
うまくいかなくなった瞬間に明らかに態度が変わる人も危険です。
こういう相手には、怒りをぶつけられないように
慎重な行動・言動をした方がよさそうですね。
■3.心理状態の特徴
何かのきっかけで急に怒る人の心理的特徴としては、
・自分の感情を普段から抑圧している
・劣等感を持っている
・自分に自信がない
・損得勘定が大きい
・自己愛が強い
などがあります。
このような人は、根底に「不安」の感情があります。
このような心理状態は幼児期から育成されたものが多く、
例えば親から「お兄ちゃんなんだからちゃんとしなさい」「嫌なことがあってもで笑顔いなさい」と
言われ続けていると、そのルールが今もしみついていて、
自分は我慢しないと、と過度に自分を抑圧してしまいます。
負の感情が湧き出るのは普通のことなのに、
そう思う自分が許せなくて、感情を殺してしまうんですね。
でももちろん人間なので、いつかは爆発してしまいます。
その反動がこういう人だとすごく大きいので、
周りもびっくりしてしまうんです。
時には執拗に相手を責めたり、恨んだりすることも。
自分を否定された気がして、自分の存在を脅かす人は排除したくなってしまうんです。
またプライドが高いので、プライドを傷つけられることも過度に嫌がります。
このような人が近くにいたら、適度に距離感を保って接した方がよさそうですね。
では、実際に怒ると怖い人に対して、
どんな対応をしたらいいのか、お伝えしていきます。