ウォーキングやランニングをどれくらい行うと、痩せることができるのでしょうか?ここからは30分間、ウォーキングやランニングをした場合に、消費される脂肪燃焼量をご紹介します。
ウォーキングもランニングも速度や歩幅、道路の傾斜など負荷のかけ方により、消費されるカロリーは違います。
通勤やお買い物など日常の生活に取り入れやすいウォーキングと、一度にたくさんカロリーを消費できるランニングの順に、脂肪燃焼効果を検証してみましょう。
■ウォーキング30分の消費カロリー
ウォーキング30分の消費カロリーは、歩く速度や歩幅、道路の傾斜など、負荷のかけ方で消費できるカロリーは違ってきます。
通勤やお買い物などで30分歩いた場合の消費カロリーは90~100kcalです。歩幅を大きくしたり、腕をしっかり振ったり早歩きなど、負荷をかけると120~130kcal消費できます。
痩せるために30分間ウォーキングをしても、高カロリーの食事をしていてはエネルギーを消費できません。
中盛りのごはん(150g)が約250kcalです。250kcalのごはんを食べて、ウォーキングを30分行って130kcal消費しても、120kcal余ってしまいます。
この余ったカロリーこそが脂肪として蓄積されるのです。 とは言うものの、ごはんを1膳食べたから250kcal分のウォーキングしないとダイエットができないわけではありません。
通常の生活をするにはエネルギーを使います。痩せるためには、バランスの良い栄養や食べすぎないことも、重要なポイントです。
■ランニング30分の消費カロリー
ランニング30分で消費できるカロリーは、200~280kcalになります。ウォーキングより効率よく痩せることができますね。 ランニングもウォーキングと同じく、走る歩幅や道の傾斜、速度など条件により多少の違いがあります。
1kg痩せるには、7200kcal消費しなければいけません。 ランニングの場合は、1日240kcal消費すると1ヶ月で1kg痩せる計算になります。ランニングはウォーキングよりカロリーを消費するため、1日の運動時間は短く効率的です。
とはいえ、30分間同じペースで毎日ランニングをするのは、容易ではありません。 ウォーキングとランニングの消費カロリーだけを比べると、ランニングの方が消費できます。
理想の体重になるまで継続できるか、体重をキープするという観点を考え合わせると、自分の体力に合う方を選ぶことが、痩せる近道になるでしょう。
ランニングとウォーキングを組み合わせて痩せる
痩せるためには運動の継続とエネルギーの消費は必須です。脂肪燃焼効果が高いという理由だけでランニングを始めたものの、途中で続かなくなったことはないでしょうか?
早く痩せたい気持ちはわかりますが、無理をするとリバウンドなど逆効果になることもあります。ランニングで痩せようとして挫折しそうなときは、ウォーキングも取り入れてみましょう。
雨が続くとランニングは挫折するきっかけにもなりかねません。ランニングができないときは、ウォーキングでデパートやショッピングセンターを歩いてエネルギーを消費するのも一つの方法です。
ダイエットは理想の体重を維持できるかも重要なポイントです。状況に合わせてランニングとウォーキングを取り入れて、体重をキープしましょう。