ウォーキングVSランニング、どっちが痩せる?
体重を落としたい場合、ウォーキングとランニングのどちらが痩せる?と聞かれると、ほぼ全員がランニングと答えることでしょう。
同じ時間ウォーキングとランニングをした場合、動きが大きいランニングの方が消費するカロリーが多く、痩せることは一目瞭然です。
しかし理想の体重にするには、ある程度の期間が必要になります。さらに痩せた体型を維持することができてこそ、ダイエットの成功と言えるのではないでしょうか?
そこで、ダイエットを成功するために取り入れる、ウォーキングとランニングの効果を徹底比較してみました。ダイエットが続かない人や、これからダイエットを始める人は、参考にしてみてください。
ウォーキングもランニングも有酸素運動
手軽に始められるダイエット法として人気の、ウォーキングやランニングは、どちらも有酸素運動です。有酸素運動は、体内に酸素を取り込んでエネルギーを燃焼させる運動です。
ウォーキングやジョギングをダイエットに取り入れて痩せるには、脂肪を燃やす必要があります。カロリーの消費量が多いほど体重は減り、運動の強さと時間が長いほど、脂肪をたくさん燃やすことができます。
同じ時間で消費するカロリーを比べてみると、速度が速く動きが大きいランニングの方が、たくさん脂肪を燃焼することができます。
ランニングの運動量は、ウォーキングの1.5~2倍に相当します。ウォーキング30分をランニングに換算すると、15~20分程度となります。
ただ目標体重に達して、その後も体重を維持することも考え合わせると、ウォーキングかランニングかは、自分の体力に合った方を選ぶことが継続できるポイントになります。
普段から運動をしていない人が長時間行う場合は、ウォーキングの方が無理なくでき、継続するという点からも、おすすめです。
■有酸素運動とは?
ウォーキングやランニングが有酸素運動であることは、よく知られています。では有酸素運動ってどのような運動のことを言うのでしょうか?
有酸素運動は、体を動かすときに体内に酸素を取り入れて、脂肪を燃焼させる運動のことを指します。運動の目安としては、20分以上行うことが理想的とされています。有酸素運動は最初の15~20分をかけて糖質を分解し、その後から痩せる効果となる脂肪燃焼が始まるからです。
有酸素運動とは運動の種類ではなく、長時間続けられる軽め~中くらいの負荷を感じる運動のことです。有酸素運動の負荷の目安は、ウォーキングやランニングで会話ができる程度が理想とされています。
有酸素運動の種類は一般的に、ウォーキングやランニング、水泳、サイクリングなどが挙げられます。しかし水泳で25mや50mを全力で泳いで休憩している場合は、無酸素運動になっている可能性があります。
運動していると体が温まってきますよね。体温が上昇することでエネルギーを発散させて、体脂肪を燃やして痩せやすい体を作っているのです。
同じ有酸素運動をしていても、キツイと感じる度合いには個人差があり、運動する時間や距離は、体力に合わせて調節しましょう。