まず最初に抗生物質である塩酸ミノサイクリンやロキシスロマイシンなどの内服薬による治療が行われます。
これらの薬はだいたい3ヶ月程度は続けることで、効果が現れ始めるとされています。
また抗生物質を含む軟膏や、クリームの外用ナジフロキサシン含有クリーム、テトラサイクリン含有軟膏などを処方されることもあります。
さらに人によっては、桂枝茯苓丸や加味逍遥散などの漢方薬を処方されることもあるようです。
■色素レーザーによる治療
赤ら肌は顔の皮膚の毛細血管が透けて見えることにより起こるため、その原因となっている毛細血管内の酸化ヘモグロビンにだけ反応する最新型色素レーザーVビームⅡを使用して光を照射することにより、異常が現れている血管だけを治療して顔の赤みを徐々に薄くしていきます。
レーザーの光が深部まで届き処置後もかさぶたにもならないため、当日すぐにメイクすることも可能となっています。
またレーザーが照射前に、皮膚表面を冷却するガスが出て皮膚が保護されるため、負担を軽減することができますよ。
赤ら顔(毛細血管拡張症)の治療前後の日焼けはダメ!
日焼けをしているとするとレーザーの光が皮膚のメラニン色素に吸収され血管まで届かなく効果が半減してしまいます。
また合併症の原因になる可能性もあるため、外出する際には日焼け止めクリームをしっかり塗り、帽子や日傘を使用するなどして徹底した日焼け対策を行ってください。
またレーザー治療を開始した後も紫外線には十分注意して、引き続き日焼け対策をしてくださいね。
自宅でもできる!赤ら顔の対策方法をご紹介
■丁寧にスキンケアを行う
赤ら肌を防ぐためには、洗顔時やメイクを落とす際にできるだけ肌をこすらないように注意しながら優しく洗い、その後は化粧水でたっぷりと保湿し、さらに乳液やクリームで皮膚を保護するようにしてください。