ハンガー干しは、場所を取らずに、たくさんのTシャツを同時に干すことができます。Tシャツを洗濯機から出し、肩の部分を持って上下に4~5回振り、全体のシワを伸ばします。続いてTシャツを四つ折りにし、手のひらでパンパンと叩いてハンガーに掛けておくと、シワがつかない状態で乾かせます。
ハンガー干しは、首からハンガーを通している人も多いのではないでしょうか?首からハンガーを入れると、シワには影響しませんが、首が伸びて型崩れの原因になります。ハンガー干しをする場合は、裾の部分からハンガーを入れて干しましょう。
■物干し竿
物干し竿を使ってTシャツを干す場合は、洗濯機から出しハンガー干しと同じ要領で、干す準備をします。
物干し竿にTシャツを干す場合は、布が二重になっているため、ハンガー干しに比べると乾かす時間が長くなります。しかし布が二重になっているので、型崩れがしにくいというメリットがあります。
物干し竿に掛けて干す場合は、風で飛ばされないよう、Tシャツの両端を洗濯ばさみで留めておきましょう。無造作に留めてしまうと、乾いたときに洗濯ばさみの形が残ってしまう可能性があるので、シワがつかないように、留める位置は脇の縫い目に近いところを留めましょう。
■平干し
平干しも、洗濯機から出したTシャツの肩の部分を持って、上下に4~5回振り全体のシワを伸ばして、形を整えます。シワを伸ばしたいからと、回数を多く振り過ぎると、型崩れの原因になります。
Tシャツは、肌触りがよく柔らかな素材のため、首や袖口、裾など振っている間に伸びてしまいます。肩を持って4~5回振った後は、Tシャツを四つ折りにし、手のひらでパンパンと軽く叩いて、馴染ませます。
その後、平らな場所に広げてアイロンを当てるようなイメージで、並べて乾かします。平干しは、平面に広げて干すので、シワかつかないように干せ、型崩れの心配もありません。しかしたくさんの枚数を干すには、広いスペースが必要になってしまいます。
Tシャツにシワがつかないたたみ方
Tシャツは無造作に積み重ねて収納すると、着る時にクシャクシャでアイロンを当てたり、他のTシャツを探すことになってしまいます。
Tシャツにシワがつかないようにたたむむ方法は、シワがつかない洗濯方法や干し方を行って、初めてシワがつかない状態でたためます。ショップのTシャツは、積み重ねてあっても、シワがついていませんよね。そこで、ショップのように積み重ねて収納しても、シワがつかないたたみ方をご紹介しましょう。
手順は、Tシャツの背中部分が見えるように置きます。左右の縦4分の1を内側に折ります。次にTシャツの裾を持ち上げ、肩のラインで揃えます。
Tシャツの保存方法は、たたんで積み重ねるのが一般的ですが、肩のラインで揃えたあと、もう半分に折って立てて収納すると、上から見ても着たいTシャツを一目でみつけられます。