足は全身の体重を支えており、歩くときの衝撃を受け止める役割も果たしています。
ふくらはぎや太ももはもちろん、スネや足の甲にも大きな負担がかかっています。
なので、スネをマッサージすることで足のむくみや疲労感をとることができます。
また、スネの筋肉は膝から足の指や裏までつながっています。
このスネの筋肉が固まってしまうと、足首まで硬くなってしまいます。
足の筋肉は外側に膨らみやすいので、O脚にもなってしまいます。
なので、スネのマッサージをすることで、むくみや疲労感をとり、足を細く見せることができます。
■スネのマッサージ方法
スネのマッサージ方法①ローラーを使ってスネをほぐす
スネの筋肉をほぐすマッサージになります。
①筋膜リリースローラ、もしくはテニスボールをマットに置く
②膝を曲げてスネをローラーの上に乗せる
③両手をマットについて上半身を支える
④体を前後に動かしてローラを転がす
ローラーを転がした際にスネに痛みを感じる場合は、転がさずにスネを乗せたままで呼吸を繰り返しましょう。
慣れてきたら、足首や膝に近い所までして膝下全体をほぐしていきましょう。
スネのマッサージ方法②ツボを押す
スネ付近にあるツボを押すことでむくみを解消して、足を細くします。
①スネの骨の外側で、膝と足首の中間で外側の筋肉が1番盛り上がっている所にある豊隆(ほうりゅう)を親指で肌に沈みこませるようにゆっくりと押す
②むこうずねの外側を下から上にさすっていき、骨にあたって止まる場所から小指側に指二本分外側にくぼみの足三里(あしさんり)を押す
※痛気持ちいい程度に押しましょう
③ひざの外側の少し下の飛び出した骨の下側のくぼみの陽陵泉(ようりょうせん)を押す
④足の親指と人差し指の間をなぞり、骨にぶつかったところのくぼみの太衝(たいしょう)を押す
最後の太衝は足の甲にあるツボになりますが、血の巡りをスムーズにしてくれるので、スネにあるツボと合わせて押しましょう。
ツボを押したときに痛みを感じる場合には無理に押し続けないようにしないようにしましょう。
押す時は痛気持ちい程度で押すよう心がけましょう。