乳首の黒ずみ…原因は?
■乳首の黒ずみの原因①遺伝や元々の体質
乳首の黒ずみは体内のメラニン色素が要因となっています。メラニンとは、紫外線の刺激などから肌を守る役割を担っている細胞のことを指していいます。
皮膚の真皮や髪の毛母細胞に存在しているメラミンはメラノサイトで形成されており、その色素のことをメラニン色素と呼びます。
遺伝または体質によりメラニン色素の量が他の人より多いと、日焼けするとすぐに肌が黒くなったり、元々乳首や乳輪が黒くなってしまう場合もあります。
■乳首の黒ずみの原因②肌のターンオーバーの乱れ
人間の肌はターンオーバーを繰り返すことにより、古い皮膚を排出して新しい皮膚を作り出していきますが、年齢を重ねたり乾燥などが引き金となり、その周期が乱れてしまうことがあります。
そうすると古い角質が肌に蓄積してメラニンが排泄されにくい状態となり、色素沈着が起こって乳首の黒ずみにつながってしまうことも。
■乳首の黒ずみの原因③サイズの合わない下着の着用
大きすぎるサイズや小さめのサイズのブラジャーなど自分のバストのサイズに合わない下着を着用していると、カップの中でバストが動いたり逆に圧迫されることで、ブラと乳首が擦れて摩擦が起きてしまいます。
そうすると乳首はメラニン色素を過剰に生成するため、黒ずみの原因になってしまいます。
特に締め付けの強い下着の場合バストの血行悪化につながり、肌のターンオーバーにも影響を与えて、黒ずみをますます進行させてしまう可能性もあるため注意が必要です。
■乳首の黒ずみの原因④乳首をゴシゴシ洗っている
入浴した際に体を洗った時、他の体の部分と同じようにナイロン製のタオルやスポンジなど乳首をでゴシゴシ擦ると、摩擦によりメラニン色素が生成されて色素沈着して黒ずんでしまいます。