■さいしょに
長時間のデスクワークが続くと、気づかないうちに猫背になっていたり、足がパンパンにむくんでしまったり、体がこりかたまったりといった経験があるでしょう。
姿勢が悪いまま長時間過ごしてしまうと、肩こりや足のむくみだけでなく、顔のたるみまで引き起こしてしまいます。
また、座っている時間が長いと死亡リスクが40%も高まってしまうという研究結果もあります。
長時間座り続けることで、血流や筋肉の代謝が低下します。そのため、心筋梗塞やがん、認知症といった病気のリスクが高まると言われています。
ただ、仕事でデスクワークをしている人たちにとっては座る時間を短くすることは難しいでしょう。
運動不足にもなりやすいデスクワークですが、座りながら簡単にできるエクササイズで上半身痩せを目指しましょう。
■デスクワークで上半身痩せエクササイズ 6選
デスクワークで上半身痩せ①正しい座り方をマスターする
まずは正しい座り方を意識しましょう。
正しい座り方をするだけでも上半身痩せをすることができます。
正しい座り方とは骨盤を立てた状態で座ることを意味します。
骨盤が正しい場所にある状態のまま座ることで、腹筋や背筋のインナーマッスルを鍛えることができます。
また、胸にハリが出たりあごのラインを引き締めたりといった効果も期待できます。
座り方としては、まず椅子の前に姿勢よく立って、片足を半歩引きます。
こうすることによって重心が安定するので、正しい姿勢を取りやすくなります。
次に骨盤を立てた姿勢をキープしたまま、腰を下ろしていきます。
座ったら、最初に引いていた足を元に戻します。
難しい方は慣れるまでバスタオルを使用してみましょう。
バスタオルを厚さ3cm程度になるように折りたたみ、椅子の座面におきます。
お尻の後ろから3分の1~4分の1程度の範囲にお尻をのせて座ります。
バスタオルを使うことで、無意識のまま正しい姿勢を長時間キープすることができます。
デスクワークで上半身痩せ②座ったままクランチ
こちらのエクササイズはお腹の上部に効果のある筋トレになります。
・座ったままクランチのやり方
①椅子に浅めに座る
②両手を頭の後ろに回す
③息を吐きながら、肘を閉じて体を丸める
④息を吸いながら体を開いて元に戻す
体を丸める際にはお腹の上部を見るようにすると姿勢をキープすることができます。
呼吸も大事になってくるので、息を止めないように気を付けましょう。