酔えるグミ「パリピ気分」は未成年者でも年齢確認が不要であり、すでに「年齢確認されない酔えるアイテム」として注目を集めています。
一般的にアルコール飲料などはレジ操作の時点で年齢確認を求める画面が表示されますが、こちらの「パリピ気分」は年齢確認されることはありません。
そのため身分証明も必要なく、幼稚園児でも購入は可能。
なお、お酒入りのお菓子に代表されるウイスキーボンボンも実は年齢確認が不要。
年齢制限などの記載がない限りは、購入に問題はないようです。(※摂取には問題があります)
酔えるグミ「パリピ気分」のアルコール度数は?
SNSを中心に炎上騒動を巻き起こしている酔えるグミ「パリピ気分」。
炎上の理由は「お菓子なのにアルコールが入っていること」。
そのアルコール度数は2%で、実際に商品説明欄には「本製品はアルコール原料を使用していますので、お子様やお酒に弱い方、妊娠・授乳中の方、運転時にはご注意ください。」という記載があります。
またアルコールの正体はウォッカ粉末、ジンの香りのベースになるジェニパーベリー粉末。
ソフトキャンディー自体がレモン味なので、口に入れるとレモンサワーを飲んだような味がするのが特徴です。
これまでもウィスキーボンボンのようにお酒入りのお菓子は販売されていますが、基本的には大人向けのパッケージでおつまみ売り場などに陳列されていることが多いですね。
一方で「パリピ気分」は子供が好みそうなポップはパッケージも、炎上の理由のひとつ。
さらに通常のお菓子と同じ棚に陳列されているため「子供が知らないで買っていた」「アルコールという意味自体、子供は分からない」という批判も多く上がっています。
酔えるグミ「パリピ気分」が子供に危険を及ぼす可能性は?
酔えるグミ「パリピ気分」のアルコール度数は2%なので、日頃から飲酒の習慣がある方の場合はお酒っぽさを感じないようです。
その一方で、アルコール飲料の場合は1%以上で「アルコール」と記載されるため、2%となるとしっかりアルコールが入っていることが分かります。
日本では20歳未満のアルコール摂取は法律で禁止されていますが、これにはちゃんとした理由があります。
アルコールはまだ成長段階にある心身の発育に悪影響を及ぼすことが分かっており、その摂取時期が早いほどアルコール依存症になる可能性も。
実際、海外の貧困地域では10歳以下でアルコールを摂取した子供たちが依存症になってしまうケースも確認されています。
もちろん大人でも同様に、アルコールは依存性が高いため過剰摂取によって健康を脅かすことも。
さらに体質的にアルコールを受け付けない方は、たとえお菓子であっても酔ってしまったり、ふらつく、吐き気がするなどの症状が現れることもあります。
酔えるグミ「パリピ気分」は飲酒運転になる可能性も!
酔えるグミ「パリピ気分」はお菓子として販売されていますが、アルコールを摂取することには変わりありません。
そのため、車を運転する方は飲酒運転になってしまうことも。
アルコール含有量を考えると、1個や2個でアルコール検知器にひっかかる可能性は低いですが、大量に摂取した場合は反応がでることもあります。
どちらにしても、運転をする際には食べないようにしましょう。