生理中に温泉やプールに入らなければいけない場合でも、できるだけ2日目と3日目は避けるようにしましょう。
2日目と3日目は特に経血量が多いことで知られていますが、これには個人差があります。
1日目が多いという場合は1日目、4日目くらいまでずっと経血量が多いという場合は4日目まで温泉やプールに入らないことをおすすめします。
特に生理中は腹痛や頭痛、倦怠感など体調を崩しやすい時期でもあるため注意が必要!
温泉やプールに長時間入ることは避け、自分の体調と相談しながら入るようにしてくださいね。
■②タンポンを使用する
生理中に温泉やプールに入らなければいけない場合、一番簡単な対策方法がタンポンの使用です。
タンポンは膣の中に入れて使用する生理用品で、綿が筒状に固められています。
その状態のまま膣の中に入れることで、膣内で経血を吸収するためナプキンのように経血が膣の外に出てくることはありません。
タンポンは温泉でもプールでも使用することができますが、中には「タンポンの紐が気になる」という方も。
温泉でもプールでも、足を大っぴらに広げなければ紐が見えることはないはずですが、あまりに経血量が多い場合は紐に経血が染み出てしまうことも…。
さらに紐が温泉やプールの水を吸収することで思わぬ感染症を引き起こすこともあるため、温泉でもプールでも使用後はすぐにタンポンを抜くようにしましょう。
■③ピルを服用する
生理中に温泉やプールに入らなければいけない場合、ピルを服用するのも対策方法のひとつです。
しかし、ピルは飲んですぐに「ピタッと生理が止まる」というものではありません。
生理を遅らせる場合には生理が始まる予定日の少なくとも5日前、生理を早める場合には生理が始まる予定日の少なくとも10日前からピルを飲む必要があります。
初めてピルを服用する場合は失敗してしまうことも多く、「人工的に生理を移動させる」ことに不安を感じる方も多いようです。
また、ピルによって胃のむかつきや倦怠感を感じるという副作用も出る場合があるので、必ず医師の元で処方を受けるようにしてくださいね!