ハイライトは、光が当たることで立体感のある顔を作るメイク法です。メイクの仕上げに「鼻筋にハイライトを入れる」という表現を聞いたことはありませんか?ハイライトは骨が出ている高い部分に、白やパールが入った明るい色を使って、光の効果でメリハリのある立体的な顔を作ります。
ハイライトもシェーディングと同じくメイク法ですが、チークパレットの中にもハイライトと書かれた、キラキラした明るい色が入っていますよね。ハイライトは、チークパレットの中にセットされていたり、白やパールなど単品もあります。ハイライトはシェーディングのように、小さく見せたり影を作るといった引き算メイクと違い、鼻や瞼など高くなっているところに塗って、光の効果でメリハリを付けるメイク方法です。
シェーディングの入れ方のコツ
シェーディングに使うコスメは、パウダータイプやスティック、クリームなどがあります。その中でパウダータイプは、使いやすいアイテムです。シェーディングパウダーの入れ方のコツは、ブラシを使って気になる部分に影を作るだけ。厚塗りにならないので、ナチュラルメイクにも違和感なく馴染ませることができ、初心者におすすめです。
一方、スティックやクリームタイプの使い方は、耳の下からあごのラインなど、削りたい部位に塗ります。続いてメイクスポンジをを使って肌に馴染ませていきます。よりナチュラルに馴染ませたい場合は、卵形のブレンディングパフを使いましょう。
ブレンディングパフは、片側が斜めにカットされ、顔の凹凸にも正確にフィットする、ソフトタッチのメイクスポンジです。パフでシェーディングを馴染ませたら、パウダーで仕上げます。シェーディングは輪郭だけでなく、小鼻の両サイドに入れると鼻を高く見せることができます。
ハイライトの入れ方のコツ
ハイライトは、おでこや鼻、目の下、唇の上、あごなど、様々な部分に使うことができます。ハイライトの使い方のコツは、骨が高くなっているところにスーっと塗り、ブラシで馴染ませます。パウダータイプのハイライトは、単色タイプとマルチカラータイプがあります。
単色のホワイト系ハイライトは、立体感を出したいときに。鼻筋など、しっかりメリハリを出したい部分に使うのがコツです。ただ、ホワイト系は厚塗りになると、目立ちすぎる場合があります。ハイライト初心者やナチュラルメイク派には、肌馴染みがよいベージュ系のハイライトがおすすめです。
一方、マルチカラータイプのハイライトは、複数のカラーがセットされ、いろんな使い方ができます。それぞれの色を単体で使うのはもちろん、絵の具のように色を混ぜて使うこともできます。複数の色がセットされたマルチカラーのハイライトは、1つ持っていると様々なメイクが楽しめます。