O脚を治すためには正しい歩き方をするのがポイントになります。
O脚を改善するための正しい歩き方は、背筋をまっすぐ伸ばして重心は気持ち前に意識します。
O脚の人は歩くときにつま先が外側に向きがちなので、つま先を正面に向けることを意識してください。
踏み出す足を1~2cm程高く上げようと意識しながら、着地する際には足裏全体で地面に着くようにしましょう。足の指、指の付け根、かかとの3点で着地できればOKです。
また膝を伸ばしきらず、軽く曲げた状態にしておくことで、膝や足首などの関節への負担を減らすことができます。
正しい座り方をする
座る時も正しい姿勢を意識することでO脚を改善することができます。
座る際には背筋を伸ばし、足は組まないようにしましょう。
椅子に深く腰を掛け、お尻を中央に寄せて座ります。骨盤を垂直に立てて座ることで骨盤後傾を改善して、膝が内側を向きやすくします。
タオルを筒状に巻いて、太ももの外側の上にある骨の下に当たるようにして置いて座っても大丈夫です。
両膝をつけて座ることで内ももの筋肉を鍛えることができ、外側に開いてしまったひざをつけるようにします。
床に座る場合には、正座か長座、あぐらといった座り方だと骨盤を立てて座ることができます。
長時間床に座る場合には姿勢が偏らないように足を組み替えたり、別の座り方に変えるといった対策も取りましょう。
ストレッチで改善
O脚はストレッチで改善することができます。
・四つん這いストレッチ
①四つん這いになる
②息を吸いながらお腹を引き上げるようにして背中を丸める(15秒キープ)
③息を吐きつつ腰を落として背中を反らせる(15秒キープ)
④1日5セット行う
・O脚改善体操
①両足を揃えてまっすぐ立つ
②その状態を維持しながら膝を曲げる
③両膝を合わせたままゆっくりと立つ
膝が外に向かないように注意しながら行いましょう。
・O脚予防外側広筋ストレッチ
①床に座り、伸ばしたい方の足の膝を曲げ、かかとをおしりに寄せる
②もう片方の足はまっすぐ伸ばす
③上半身を後ろに倒し、膝下の足を外側に開く
④体を横にひねって少し斜めを向きキープする(15秒)
⑤反対も同様に行う
左右で1セットを3回行いましょう。
後ろに上半身を倒す際に太ももの前が張って辛い方は、体を途中で止めても大丈夫です。
矯正グッズを使う
O脚を治すには矯正グッズもあります。
O脚矯正インソールは、足の重心を正しい位置に移動させ、理想的な歩き方へ導いてくれます。
O脚矯正サンダルやスリッパは底に傾斜がついており、履いた時に足の重心を正しい位置にしてくれます。
ストレッチと合わせて矯正グッズを使ってみてはいかがでしょうか?