■炎症が起きてしまった場合…
炎症が起きている唇には、グリチルリチン酸やグリチルレチン酸ステアリルなど抗炎症効果のある成分配合されたものがおすすめ。
ただし中には自分の唇に合わない成分が含まれてこともあるので、使った際に異常が現れた場合には、すぐに使用を中止してくださいね。
唇の皮がむけてひび割れや出血が見られるなど症状がひどい場合には、医薬品のリップクリームを使うのもひとつの方法です。
特に口唇炎や口角炎に効果の期待できる医薬品を使えば、炎症を治療しつつ唇を乾燥から守ることができますよ。
リップクリームはこまめに塗るのがおすすめ
外出時にもメイク道具と一緒にリップクリームを持ち歩き、唇の乾燥を感じたらこまめにリップクリームを塗るようにしましょう。
乾燥したまま放置しておくとすると皮がむけひび割れたりするので、できるだけ早めに対処することが大切です。
リップクリームにスティックタイプの他に、チューブタイプやジャータイプがさまざまな種類があります。
どんなタイプのリップクリームを使用する場合でも、ゴシゴシと擦るように塗るのはやめるようにしましょう。
唇は体の中でも特にデリケートな部分なので、できるだけ刺激を与えないように優しく塗ることが大切です。
またやグロスを塗る前には、必ずリップクリームを塗るようにしましょう。
そうしてリップクリームを塗って唇にうるおいを与えておくことで乾燥を防ぐことができ、口紅のノリも良くなります。
その際にはリップクリームを塗り、少しなじませてから口紅を塗るようにしてくださいね。
ワセリンで代用しても大丈夫?
ドラッグストアなどで購入できるワセリンには、肌の水分を閉じ込めこて水分の蒸発を防ぎ、また外部の刺激から肌を保護する働きがあります。
全身に使えもちろん唇に使ってもOKですが、あくまでも保湿目的のものであるため、炎症が起きている場合などにはやはり医薬品のリップクリームを使用した方がいいでしょう。