傷跡にならない!虫刺され跡の治し方は?
■①搔きむしらない
虫刺され跡を傷跡のように残さないために、まずは搔きむしらないことが大切です。
患部を傷つけてしまうと、お肌の状態は元に戻るまで時間がかかります。
特に掻きむしってしまうと虫刺されはさらにひどくなり、炎症が長引いてしまいますね。
炎症が長ければ長いほど、炎症後色素沈着も起きやすいため結果的に傷跡のように茶色く残ってしまいます。
どうしても寝ている間に搔きむしってしまう場合は、専用のパッチやガーゼなどで虫刺されを保護するようにしましょう。
■②ステロイド外用薬を使う
搔きむしってはいけないと分かっていても、虫刺されは我慢できない痒さです。
特に一般的な蚊ではなく、山などで特殊な虫に刺された場合にはその痒みが何日も続くことがあります。
そんな時には、少し強めのステロイド外用薬を使いましょう。
あまりに状態がひどい場合は、皮膚科で処方してもらうのがおすすめ!
一方、蚊の場合は市販のステロイド外用薬でも問題ありません。
搔きむしってしまうよりは、ステロイド外用薬をこまめに塗って痒みを抑えるのが良いですね。
また、細菌感染の心配がある場合は抗生物質を配合したステロイド外用薬を使うのがおすすめです。
■③紫外線対策をする
虫刺され跡を傷跡のように残したくないなら、紫外線対策も心がけましょう。
これは多くの人が忘れがち!
虫刺されをしている部分が日焼けをすると、メラノサイトが活発になるため色素沈着を起こしやすくなります。
すると、すぐに消えるはずだった虫刺され跡がだんだんと茶色くなり、結果的にシミになってしまいます。
虫刺されの場所にもよりますが、腕など太陽が当たる部分は衣服や絆創膏などで患部を覆うようにしてください。
痒みが伴う、またはまだ治っていない虫刺され跡の上から日焼け止めクリームなどを塗るのは控えてくださいね。