■スンヨン、ニコル、ジヨン(KARA)
2011年1月、スンヨン、ニコル、ジヨンの3人は所属事務所DSPメディアに専属契約の解除を要求しました。
当時人気を集めていたKARAですが、その報酬がかなり少なかったとのこと。
また音源販売の収益分配についても指摘し、これを手引きしていたのが3人の両親と言われています。
ニコルはこの騒動によってレギュラー番組を降板しますが、その3カ月後に「全て解決した」と発表。
お金が動いたのかは分かりませんが、その後ニコルとジヨンは契約満了で円満に事務所を退社しています。
■ケンタ・サンギュン(JBJ95)
専属契約解除を巡った裁判は数多く行われてきましたが、その多くでアイドル側が勝訴、または和解で解決しています。
一方でJBJ95として活動していたケンタとサンギュンには、異例の判決が下りました。
2022年10月、裁判所は所属事務所STARROADエンターテインメントとの間で締結された専属契約については「効力がなくなった」とし、専属契約解除については勝訴を宣告。
しかし、事務所側も2人に対して損害賠償訴訟を行っており、なんとケンタに6億6500万ウォン(約6650万円)、サンギュンに2億2000万ウォン(約2200万円)の損害賠償を支払うよう宣告しました。
さらに敗訴したケンタとサンギュンは裁判費用の7割を負担することも宣告され、二人が支払うべき金額は約1億円に…。
現在は一切活動を行っていませんが、どのようにして賠償金を支払うのかも注目が集まっています。
EXOのチェン・ベッキョン・シウミンが専属契約解除を要求
これまでも数多くのアイドルたちが専属契約解除を要求してきましたが、2023年6月1日はEXOのチェン、ベッキョン、シウミンが代理人を通じて専属契約解除を通知しました。
3人は「精算内容が不透明」「契約が満了していないにも関わらず、今後の契約書にサインするように要求された」と主張し、いわゆる“奴隷契約”であると訴えています。
EXOは2012年にデビューしており、7年後の2019年に一度契約満了を迎えています。
韓国アイドルは兵役期間があるため、それぞれ時期は異なるものの3人とも再契約を結んでおり、それが3年なのか、5年なのか、7年なのかは不明です。