韓国ソウルの「解放村」ってどんなエリア?どこにあるの?
ソウルの解放村(ヘバンチョン)は、南山の麓に位置しています。
行政上の住所は厚岩洞または龍山洞2街ですが、エリアとしては梨泰院にほど近い場所。
梨泰院米軍基地の北側に位置しており、坂道が多いエリアとしても知られています。
このエリアは1945年に朝鮮が日本の統治から離脱(解放)された際、海外から戻ってきた人や北(朝鮮)に戻ることができなくなった人たちが定住するようになったことから、「解放村」という名前が付けられたという由来も。
以前は低所得者層が住むエリアでしたが、現在が米軍を始めとした外国人居住者も多く、高台という立地を生かしてルーフトップカフェなどが続々とオープンしています。
正直、街としてはキレイとは言い難いものの、どこで写真を撮ってもレトロでおしゃれな雰囲気に仕上がるのが人気の理由。
韓国らしいレトロさもありながら、トレンド感のあるカフェやショップでのんびりとした時間を楽しめる人気エリアになっています。
■解放村へのアクセスをチェック!
ソウルの解放村(ヘバンチョン)にアクセスする場合、利用できる駅は2つあります。
地下鉄4号線淑大入口駅を利用する場合は、市内バスを利用するのがおすすめ。
また地下鉄6号線緑莎坪駅を利用する場合は、徒歩でアクセスしても10分程度になります。
なお緑莎坪駅1番出口を出て、すぐ左の小さい横断歩道を渡ると小さなガラスドームが左手に見えます。
その前方にあるのが韓国ドラマ「梨泰院クラス」のロケ地である歩道橋なので、解放村(ヘバンチョン)を訪れる際にはぜひロケ地にも立ち寄ってみてくださいね。
ちなみにどちらのルートでも坂道が多いため、歩きやすいスニーカーなどで足を運ぶことをおすすめします。