生理の時に体重はなぜ増えるの?
普段と同じ食事、生活リズムを送っていても、なぜかキープできず体重が増えてしまうのが生理。
原因は女性ホルモンの乱れにあります。
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類がありそれぞれの分泌量によって体重にも影響があります。
「エストロゲン」は、妊娠の準備を整えたり、心の安定にも関わるホルモンです。さらに、代謝を良くして内蔵脂肪を燃やしたり、満腹中枢を刺激して食欲を抑えてくれる働きをしてくれます。「エストロゲン」は排卵前に分泌がピークになります。
一方「プロゲステロン」は、妊娠に備えて栄養や水分を蓄える働きをします。イライラしたり肌が荒れたりする原因のホルモンになります。「プロゲステロン」は、排卵後に分泌がピークになります。
生理前から生理が始まる時にかけてこの「プロゲステロン」の分泌が増えるため、体重が増えたり、何をしても減らないということが起きます。溜め込みやすい時期なので、むくみや便秘が起きやすく、食欲も増進してしまいます。ただ、生理後に自然と代謝も良くなり、むくみもなくなるので、2-3㎏の体重増加くらいなら元に戻るので気にしなくても大丈夫です。食べすぎに気をつけながらこの時期を過ごしましょう。
生理中の運動はどうすればいいの?
生理中であっても、運動することは特に問題はありません。ただ激しい運動をしてしまうと、筋肉に血が流れていってしまい、貧血によって気分が悪くなったり、立ちくらみを起こしてしまうことがあります。普段よりすこし控えめに運動してみるといいかもしれません。
また体温も下がり、体重も増えやすい時期なので、体重をキープしなきゃ!と過度な運動や食事を減らすと、かえってストレスに感じてしまいます。自分の体と相談しながら、軽めの運動やストレッチをしましょう。きつい時は無理をせず、リラックスして過ごしてください。温かい飲み物やお風呂にゆっくり浸かるなどして心身共に休めましょう。
軽い運動は、血流を良くしてくれるので、身体を温めてくれ、生理痛の緩和にも繋がります。さらに身体を動かすことで、リフレッシュすることができるので、生理中の憂鬱な気持ちを吹き飛ばしてくれる効果も期待できます。
生理中の体重キープにおすすめのストレッチ
■内転筋のストレッチ
座った状態で足裏を合わせ、体の近くにくるように引き寄せます。背筋を伸ばした状態から、息を吐きながらできる範囲まで前に体を倒します。背中を丸めないようにしながら15~20秒体勢を維持し、元に戻します。同じ動作を3~5回程度繰り返します。
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