結婚式&披露宴エピソード
結婚式は挙式の後に披露宴が行われるのが一般的です。挙式は親族だけで行われることが多く、厳粛に執り行われます。一方披露宴は、友人や職場の人をお招きして、セレモニーや祝辞、余興など、様々な演出があり、新郎新婦のお披露目の場でもあります。
結婚式は新郎新婦だけでなく、参列する人、会場のスタッフそれぞれに、思いもよらないハプニングが待ち受けています。生演奏をしながら見てしまった、結婚式にまつわるエピソードを振り返ってみます。
挙式会場を一歩出れば、牧師さんと神主さんが右往左往
ホテルでの挙式は小さな宴会場を、教会や神前にセッティングして行われる場合があります。そのため同じ時間帯に、何組もの挙式を行うことが可能です。挙式は同じフロアで同じ時間帯で行われるため、神主さんが教会の式場の扉を開けて場所の間違いに気づかれることも。
挙式のリハーサルや打ち合わせ中も、別の結婚式に参列される方が扉を開けて、挙式する部屋を間違えたことに気づき、慌てて出て行かれることもありました。当時、大安や友引は結婚式が多く、挙式は1部屋で5回転する日もあったようです。現在はそのホテルにも、専用のチャペルができているようです。
披露宴でのエピソード
ホテルウエディングはスタッフが多く、細部にまで目が行き届いていると感じました。お料理を出すタイングはもちろん、お客様一人ひとりに目を配られ、まさにかゆいところに手が届くおもてなしです。
とはいえ披露宴は、様々な演出やセレモニーでスタッフは準備に大わらわ。いつハプニングが起こっても不思議ではありません。そこで今だから言える披露宴のエピソードをご紹介しましょう。
■お料理で…。
披露宴でのお料理は、お祝いの席にふさわしい華やかな盛り付けも魅力です。フランス料理や和食が多い中、その日は披露宴では珍しい中華料理。大皿に盛られたお料理を、お客さんの目の前で取り分けてテーブル席へ。運ばれてきたのは海老のチリソース。取り分けるときにハプニングは起こりました。海老のチリソースの下には、春雨を揚げたような白いものが。この白い物体がクセモノで。
スタッフの方が大きなスプーンとフォークで取り分けるも、春雨が絡まって思うように取れず、時間は経つばかり。そのうち出席者の目は、春雨と悪戦苦闘するスタッフに。オープンしたばかりのホテルでのエピソードでした。
■司会者は新郎の友人?!
一流ホテルの司会は、局アナや元局アナ、フリーアナウンサーが一般的です。しかし希に新郎新婦の友人が司会をされる場合があります。その日は新郎の友人が司会。慣れない大役の友人司会者さんは、披露宴会場のキャプテンの合図を見る余裕もなく、必死で文面を読まれていました。
次第にセレモニーとコメントがズレはじめます。さらにコメントだけが次のセレモニーへ。無意識のネタばらし状態です。プロの司会者さんは、進行表があるとはいえ、時間やタイミングを見ながら司会進行されているのは、さすがプロの技ですね。
■せっかくの生演奏が…
披露宴を盛り上げるために欠かせないBGM。セレモニーやお食事ご歓談、余興のカラオケに至るまで、音楽無しでは披露宴は盛り上がらないといっても過言ではありません。披露宴の音楽は、エレクトーンやピアノなど生演奏、ホテルが用意してある音楽もあります。
ハプニングは、予定に無い曲の生演奏中に起こりました。楽譜の記号を見落とし、明るいはずの曲が悲しい曲に。またある時には、エレクトーンのドラム機能を楽譜に従いセットしていたにもかかわず、その曲は途中から曲調が変わり、ズレたまま何もなかったかのように演奏を終えたなど、生演奏ならではのハプニングも。
生演奏は、クライマックスには曲のサビの部分を、新郎新婦が高砂席に着くときは曲のエンディング部分を使うなど、CDでは出せない演出ができます。とはいえ生身の人間ゆえ、音を外してしまうデメリットもあります。
友人からの祝辞が今ではヒット曲へ♡
披露宴が進むにつれ、堅苦しい雰囲気から和やかなムードに。その中で友人からの祝辞は、笑いあり涙あり、新郎新婦の人柄を垣間見ることができるシーンです。
今から遡ること20年ほど前から新婦の友人の祝辞に、「新婦の取扱説明書」というのが披露されていました。大ヒットした西野カナの「トリセツ」という曲そのものです。家電メーカーの方は電気製品に例えたり、デパート勤務の方は、エレベーターの案内風など。時代は移り変わっても女子たちの気持ちは変わらないようですね。
【余興】カラオケはアーティストの確認を
この日の結婚披露宴の余興の中に、お友達からの歌がありました。当時、披露宴でよく歌われていた人気の曲、「世界中の誰よりきっと」。この曲は新婦のお友達が歌ったり、お色直し入場に使われるなどポップで軽快なメロディーが印象的です。
披露宴で使うBGMやカラオケの曲は、事前に打ち合わせをしておきます。「世界中の誰よりきっと」は、今回もカラオケでリクエストされていました。
披露宴は本番の1時間前に宴会担当のスタッフ、司会者、エレクトーン奏者で打ち合わせが行われます。宴会のキャプテンが進行表を読み上げながら、確認をしていきます。
新郎新婦入場の場合、ウエディングドレスで新郎新婦が入場されます。曲は「本気でオンリーユー」リクエストです。生演奏。という形で確認しながら打ち合わせは進められます。
進行表が半ばまで読み上げられ、余興の確認に入った時、ハプニングは起こりました。ここで歌の余興が2曲。「世界中の誰よりきっと」新郎のご友人○○様。スタッフの方が、固まってしまいました。この曲は女性が歌うと思い込んでおられたようです。
実はこの曲、中山美穂が歌っているのは皆さんご存知ですが、「WANDS」という男性バンドも歌っていたんです。そのことをご存知でなかったようで、この曲を男性が歌う???となり、確認にてんやわんや。確認されたところ、WANDSバージョンの「世界中の誰よりきっと」とわかり一件落着。と思ったのも束の間、当時は今のように通信が発達しておりません。WANDSバージョンのカラオケ探しが始まりました。
ようやくカラオケが見つかり、音出しをするとスローなイントロが。えっ?この曲?と、再度てんやわんやに。中山美穂バージョンの、軽快なメロディーがインプットされていた、スタッフの皆さんのハプニングエピソードです。
結婚式はハプニングも思い出
結婚式は一生に一度のイベントです。そのため緊張や気合が入りすぎるあまり、思わぬハプニングも起こってしまいます。中には許せない事態もあるようですが、ほとんどは笑えるエピソードとして、思い出に残っているのではないでしょうか?
近年の結婚式は媒酌人が居られず親族だけ、1.5次会といわれる仲間内の披露パーティーなど、年々結婚式は様変わりはしているようですね。