辛い二日酔い…
「もう二度と飲み過ぎない!」と誓ったはずなのに、また繰り返してしまう二日酔い...
後悔しても、すでに後の祭り。またあの吐き気や頭痛と闘わなければならないことになってしまいます。
しかしアルコールを過剰に摂取することは、ただ単に二日酔いで気持ちが悪くなるというだけではなく、体にとって重要な役割を担っている肝臓の機能を低下させ、さまざまな合併症が起こるというリスクを高める可能性もあるため、早めに対策をしておく必要があります。
実はそんな二日酔いに苦しんでいる方におすすめなのが「ミラグレーン」という内服薬です!
そこでこの記事では、二日酔いのメカニズムやミラグレーンとは一体どんな薬でどんな効果があるのかについて、詳しく見ていきたいと思います。
そもそも二日酔いの原因はなに?
肝臓は体内においてアルコールの分解だけではなく、ホルモンのコントロールやタンパク質や糖質、脂質の合成や分解、ミネラルやビタミンの貯蔵など重要な働きを担っています。
お酒を飲みすぎた翌日に起こる、二日酔いによる吐き気や胸やけ、頭痛などの不快な症状はアルコールが分解されることにより発生したアセトアルデヒドという物質が、肝臓で十分に処理しきれなくなることにより起こります。
アルコールを過剰に摂取し続けると、脂肪肝や肝炎にかかるリスクが高くなります。
脂肪肝になると食欲不振や疲労感、倦怠感が起こりやすくなり、重症化すると肝臓が肥大することもあるため注意が必要です。
「ミラグレーン」に配合されている主な成分は?
■牛黄ゴオウ
ゴオウとは牛の胆嚢や胆管の中にできた胆石を乾燥させた希少性が高い成分で、血圧を下げる効果や解毒効果、鎮痛・鎮静効果、抗炎症作用などがあります。
■タウリン
元々体内に存在している必須アミノ酸であるタウリンには、肝臓での胆汁生成を促す効果があります。
また二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドの分解を促進し、コレステロールの値を正常にする効果も。