BIGBANGのメンバーとして日本でも人気を集めたV.I(スンリ)
韓国アイドルグループ・BIGBANGのメンバーとして人気を集めていたV.I(スンリ)。
流暢な日本語を話すのが特徴で、日本でも数多くのメディアに出演していましたね。
アイドルよりも芸人のような雰囲気があり、お笑い芸人と共演することも多かった印象。
韓国ではアイドル活動の一方で、ラーメン店を展開するなど事業家としても活躍していました。
韓国を揺るがせた「スンリゲート事件」って何?
しかし、2018年11月に大きな事件が起こります。
韓国の高級ナイトクラブ「バーニング・サン」で男性客がセクハラされていた女性を守ったことを発端とする暴行事件が発生。
男性はクラブ関係者に集団で暴行を受けた後、なぜか警察に誤認逮捕されました。
この事件をきっかけに「バーニング・サン」で性的暴行や薬物の売買が行われていたという問題が発覚。
さらに、このクラブで理事を務めていたV.I(スンリ)もこの事件に関係していると噂され、海外投資家への売春斡旋やクラブの違法運営、脱税、麻薬、海外賭博など数多くの疑惑が浮上!
そして2019年3月にYGエンターテインメントはV.I(スンリ)との契約を解除し、V.I(スンリ)は芸能界からの引退を発表。
そのため、自動的にBIGBANGからも脱退という形になりました。
しかし、この問題はこれだけで終わらず俳優兼歌手のチョンジュニョンや元FTISLANDのチェヒョンフン、少女時代ユリの兄であるクォンヒョンジュンらが次々に起訴され逮捕されることに。
その結果、これらの問題がV.I(スンリ)の性接待疑惑から始まったと言われ「スンリゲート事件」と呼ばれるようになりました。
ひとつひとつの事件をご紹介するのは難しいのですが、分かりやすく言うと「いろいろな事件を裏で操作していたのがV.I(スンリ)だった」ということです。
2020年3月に現役入隊を発表
V.I(スンリ)による「スンリゲート事件」は芸能界を大きく揺るがしただけでなく、警察との癒着も浮上。
連日、関係のあった人気アイドルたちがグループからの脱退や引退を発表するなど、ありえない現象が起きていました…。
さらにムンジェイン大統領が真相究明を指示するまでの大問題となり、V.I(スンリ)は事情聴取などの問題から2019年3月に予定していた入隊を延期。
その後も捜査は続けられましたが、2020年3月についに入隊をしています。
しかし、入隊をしたから捜査が終了するのではなく今度は軍の警察が捜査を担当。
裁判なども軍事裁判所で行われています。