低用量ピルとは
低用量ピルとは、女性自身が妊娠と月経をコントロールできる、安全で確実な方法です。
低用量ピルには、女性ホルモンが含まれています。
毎日決めた時間に1回服用することにより、排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑えてくれます。
低用量ピルには、コンドームよりもはるかに高い避妊効果が期待され、
正しく服用すれば、100%確実に避妊することができます。
ピルと同じくらい確実な方法として、
IUDや不妊手術がありますが、これらの方法は出産経験のない人は向きません。
一番安全で、確実な低用量ピルで、望まない妊娠からあなたを守ることができます。
低用量ピルのメリット・デメリット
私も飲み始める際に、メリットやデメリットをたくさん調べました。
私自身生理痛が重く、ひどい時は授業に出られずうなるくらいの痛みがあり、
それが辛くて友達に相談したところ、その友達も飲んでいるということで
産婦人科に相談に行きました。
では、メリット・デメリットをご紹介していきます。
■メリット
メリットとして挙げられるものは頻度が高いものになっています。
・望まない妊娠を防げる(正しく服用すれば100%)
・生理周期が安定するので、生理が来ないことに悩んだり、旅行先で生理になる、急に出血してショーツを汚してしまうなどということがなくなる
・生理痛が軽くなる
個人差はありますが、私の場合うなるような日常生活がままならないような痛みはなくなりました。
・生理前のPMS(月経前症候群)が軽くなる
下腹部痛、頭痛、腰痛、乳房痛などの身体症状、
動機や悪心、めまいなどの自律神経症状、
イライラや抑うつ感、不安・緊張感、不眠、無気力などの精神症状など
・子宮内膜症が減少する
・更年期症状が改善できる
・関節リウマチの発症リスクを減らせる
・骨粗しょう症の予防が出来る
・卵巣がん・子宮体がんのリスクを大きく減らすことができる
・大腸がんのリスクを減らすことができる
■デメリット
デメリットとして挙げられるものは非常にまれです。
ほとんどの人はデメリットよりメリットの方が上回ります。
・体が慣れるまでに、吐き気やだるさ、頭痛などの副作用を感じる場合がある
(ほとんどずべての方はあまり副作用が出ない。私の場合全くありませんでした。)
・血栓症、脳卒中、心筋梗塞のリスクが上がる
(基礎疾患がある方は注意が必要ですが、特に持病のない方は問題ありません。
喫煙者であると血栓症のリスクは高いので、35歳以上の喫煙者には原則ピルの内服は推奨しない(禁煙する)ことになっています)
・乳がんのリスクを上げるかもしれない(可能性は低い)
・子宮頸がんのリスクがやや高くなる(5年未満のピルの使用は子宮頸がんリスクを増加させないが、5年以上使用するとリスクが増加します。定期検診を受けましょう。)
・悪性黒色腫瘍と関連する可能性がある
私の場合、産婦人科の先生に相談したところ、
煙草を吸わないのであればメリットの方が大きいと言われ、
服用を決めました。
5年飲み続けて思ったのは、飲んでよかった!ということです。
私は出血量が多く、急な出血によるショーツの汚れがストレスでした。
ピルを飲み始めて、出血量と出血する日数が減りました。
(以前は5日間くらい大量の血が出続けていましたが、今は大量に出るのは3日くらいですし、5日で出血が止まります。)
また、心配性なので、生理が来ないと妊娠してないかな?と心配になっていたので
それもなくなりました。
動けなくなるほどの生理痛もなくなりました。
旅行の時は、後で説明しますが生理の日をずらすことができるのも嬉しいです。
何か不安がある方は、一度近くの産婦人科医に相談してみて下さいね♪