■脂肪の蓄積とむくみは別物
体の脂肪の蓄積には脂質が、むくみには塩分が大きく関わっていると言われています。
実は脂質は炭水化物と一緒に取ると脂肪に変わりやすいですが、炭水化物はタンパク質を一緒に取ると筋肉になりやすいと言われています。
ですから部分痩せしたいなら、糖質である炭水化物を控えるより、揚げ物や脂身の多い肉類、スナック菓子など脂質の多く含まれている食品の摂取を避けることの方が大切です。
また塩分を取り過ぎると、血液中の塩分濃度を下げるために水分を体にため込もうとするため、むくみの原因となります。
ですから塩分の多く含まれているインスタト食品やハムなどの加工食品などはできるだけ控える心がけましょう。
実はカリウムという栄養素には、過剰摂取した塩分を水分と一緒に尿として排出してくれる効果があるため、ワカメやアボカド、ホウレンソウやアーモンドなどカリウムの多く含まれている食品を摂るようにするといいですよ。
ポッコリお腹に効果的な筋トレ方法
■腹直筋を鍛えるクランチ
※腹直筋とはシックスパックを作る筋肉
仰向けに寝て、ひざをを90度に曲げ足は床から浮かせます。両手は胸の前で組み反動をつけずに肩甲骨あたりが床から浮くまでゆっくり上体を起こしていき、時間をかけて元の姿勢へ戻します。
これを一日10回3セット行いましょう。反動を使うと腰を痛める原因となるため、上まで起きあがることよりも反動を使わずに行うことようにするのがコツです。
■呼吸法によりお腹をへこませるドローイン
立ったり座ったり、または仰向けになった状態で姿勢を正して背筋を伸ばしたら、お腹はへこませ胸を膨らませるようにして思いきり息を吸い込みましょう。
お腹をへこませたまま息を吐き出し、この呼吸方法を数回繰り返して行います。
お腹に意識を集中させて、へこませた状態でキツイと感じるぐらい我慢してから息を吐き出すのがコツですよ。