成分チェックは必須!日焼け止めの選び方は?
■①SPFをチェック
日焼け止めの選び方・SPFをチェック。
日焼け止めを選ぶ時、必ずチェックするべきなのがSPFです。
SPFは「Sun Protection Factor」の略で、「紫外線防御効果」を意味します。
肌が赤くなる日焼けの原因となる「紫外線B派」を防ぐ数字であり、どんな日焼け止めにもかならずSPFの記載があります。
日焼け止めを塗った場合、塗らなかった場合に比べて何倍の紫外線を当てると翌日に肌が赤くなるかを示しているため、数値が大きいほど防御効果は高まります。
しかし、50以上の場合は全て「50+」と表記され、なおかつお肌への負担は大きくなるので注意しましょう。
一般的に散歩や買い物の場合はSPF20程度、真夏の炎天下でレジャーなどを楽しむ場合はSPF50程度が目安とされています。
■②PAをチェック
日焼け止めの選び方・PAをチェック。
日焼け止めを選ぶ時、SPFと合わせてチェックするべきなのがPAです。
PAは数字ではなく「++」「+++」など+で表記されるのが特徴。
PAは「Protection Grade of UVA」の略で、こちらは紫外線A波を防ぐ効果の程度を表します。
PAは4段階に分かれており、+の数が多いほど効果が高いのが特徴。
シミやそばかすの発生に大きく関連しており、曇りの日や室内でもしっかりと紫外線A波を防ぐことが大切です。
■③紫外線吸収剤をチェック
日焼け止めの選び方・紫外線吸収剤をチェック。
日焼け止めを選ぶ際には、紫外線吸収剤の有無もチェックしましょう。
紫外線吸収剤は化学的な仕組みでエネルギーを吸収し、熱などのエネルギーに変換。
そして紫外線が皮膚の細胞に影響を与えるのを防いでくれる働きがあります。
日焼け止めの付け心地を良くするために使われる油分との親和性が高いため、日本では多くの日焼け止めに使用されている添加物です。
その一方で、肌の赤みや湿疹が出たり、悪化するとタンパク質と結びついてアレルギー反応を起こすこともあります。