■膣トレってなに?どんな効果があるの?
膣トレとは骨盤底筋を鍛えるトレーニングのことを言います。
骨盤底筋とは、骨盤内にある膀胱や子宮を支えている大事な筋肉で、加齢や運動不足、出産といったことでゆるんでしまいます。
骨盤底筋がゆるんでしまうと、内臓が下がってしまい、下腹がぽっこりする原因になってしまいます。
膣トレをすることで、インナーマッスルを鍛えることができるので、内臓や骨盤を元の位置にもどすことができます。内臓が元の位置に戻ることにより、血流も良くなり代謝も上がります。
また、インナーマッスルが鍛えられるので、キレイなボディラインを手に入れることができます。
さらに、尿漏れや生理痛、便秘やPMSの改善にも効果が期待できます。
膣トレはダイエットだけでなく、体の不調を整える効果も期待できるトレーニングになります。
■膣トレをする前に
膣トレをする前に大事なことが、しっかりとほぐしてあげることです。
姿勢の悪さや運動不足によって筋肉が癒着し、固くなっています。そのままトレーニングをするより、しっかりとほぐしてあげることにより、効果を出しやすくしてあげましょう。
骨盤底筋をほぐすには、専用のボールかテニスボールを使用しましょう。
ほぐす際には、自分の体重でしっかりと圧力をかけるように行います。また、力が入った状態だと筋肉が固くなり、ほぐしにくくなってしまいます。深呼吸をしてリラックスした状態で行ってください。
骨盤底筋のほぐし方
①中殿筋をほぐす
骨盤の真横にある中殿筋をほぐします。
1:骨盤の真横にボールを置いて、仰向けで体重をかける
2:ボールがある側の足先を反対側の膝にのせる(90秒)
3:反対の足も同様に行う
②腸腰筋をほぐす
1:右の骨盤からボール1個分内側のところにボールを当て、うつぶせになる
2:左足を曲げ、肛門を下に向けるように意識しながら骨盤を丸めて圧をかける(90秒)
3:反対側も同様に行う
③腹斜筋をほぐす
1:右の骨盤の上の辺りにボールを当て、仰向けになる
2:両足を曲げ、骨盤を丸めながらひざをゆっくりと胸に寄せて圧をかける(90秒)
3:反対側も同様に行う
骨盤の腸骨に沿うように左右に滑らせて周辺をまんべんなくほぐしてあげましょう。