低GIダイエットやり方
低GIダイエットのやり方は、カロリーを気にするのではなく、血糖値の上げ下げに関わる「GI値」が重要なポイントとなります。できるだけGI値が低い食品を選んで食べるのが、低GIダイエットのやり方です。
日本人の主食の白米で例えると、白米のGI値は88。玄米のGI値は55です。白米を玄米に換えるだけでGI値が下がります。朝食に食パンを食べている人は、ライ麦パンや全粒粉パンに替えるとGI値が下がり、ダイエット効果が期待できます。
低GIダイエットは、普段食べている食材を見直し、GI値が高い食品を低い食品に置き換えることで、痩せやすい体が作れます。
低GIダイエットの食べ方のコツ
GI値を理解すれば、食事の量を大きく減らすことなく、ストレスの少ないダイエットが可能になります。低GIダイエットのコツは、一気にGI値を落とすのではなく、徐々にGI値を落としていきましょう。
主食が白米の場合は、白米を減らして玄米へ。うどんより蕎麦を、というようにGI値の低い食品に置き換えます。長期間でのダイエットは、少しずつGI値を落としていくことで、ストレスも少なく続けやすくなります。
低GIダイエットは、食べ合わせや食べる順番を変えるだけでも、効果は違います。さらに炭水化物の中でもGI値に差があります。一般的なダイエットのように、低カロリーの食品を取り入れて痩せるやり方と違い、バターや乳製品は低GI食品のため、ダイエットに取り入れたい食品です。
低GIダイエットにおすすめのメニュー
GI値が低い食品を取り入れると、ダイエット効果があることはわかっていても、どのような組み合わせがよいか、わからないものです。そこで低GIダイエットにおすすめのメニューをご紹介しましょう。
【朝食】
全粒粉パン・牛乳・玉子・サラダ・リンゴ
朝食の主食となる全粒粉パンは、血糖値の上げ下げが緩やかです。さらに牛乳、玉子でたんぱく質やカルシウム、サラダやリンゴで食物繊維も摂取できる、お手本となるメニューです。
【昼食】
焼きそば
午後からも活動する昼食は、しっかり食べておきたい食事です。蕎麦はGI値が低いですが、かけそばでは物足りないので、焼そばを。キャベツや豚肉などバランスよく摂取でき、ボリューム的にも満足できるメニューです。
おやつには、ナッツや砂糖不使用のドライフルーツを。歯ごたえがあるので食べた感があり、小腹が空いたときにおすすめです。
【夕食】
玄米ご飯・牛肉のしぐれ煮・ブロッコリーのおひたし・わかめと豆腐の味噌汁
主食のご飯は、白米ではなく玄米で。白米を全て玄米に変えると食べにくい場合は、少しずつ玄米を増やしていきましょう。最近は白米と一緒に炊ける玄米も多く、GIダイエットに取り入れやすくなっています。