生理中に体重が増える主な原因とは?
■食欲が増す
生理中には食欲が増し、急に甘いものが食べたくなったり、逆に味が濃いものやしょっぱいものが食べたくなるという女性が多いと言われています。
また生理中にはちょっとしたことでイライラして、ついやけ食いしてしまうこともよくあります。
生理前には妊娠しやすい体を作るために、体内でプロゲステロンという物質が分泌されます。
このプロゲステロンは、血糖値をコントロールするホルモンであるインスリンの働きを低下させてしまうため、食事をした際に血糖値が上がりやすくなってしまいます。
しかもその後インスリンが大量に分泌されるため、急激に血糖値が下がり低血糖に近い状態となってしまい、空腹感を感じやすくなりつい食べ過ぎてしまいます。
しかしドーナツやチョコレートなど糖質の多い菓子類や、塩味の強いスナック菓子などばかり食べてしまうと、体は水分を溜め込みやすくなり、むくみや体重増加につながるため注意が必要です
■体調不良により疲れやすくなる
生理前になると腹痛や頭痛が起こるため体調不良を訴える女性が多く、身体がだるくて疲れを感じやすくなると言われています。
そんな時にはやはり少しでも横になり、休みたいものですよね。しかしあまり体を動かさなくなると体がむくみやすくなり、体脂肪が増えやすい状態となり、結果的に体重が増えてしまいます。
■カフェインの摂取量の増加
生理中は疲労感を覚えだるさや眠気を感じやすいため、コーヒーなどのカフェインが含まれている飲み物が欲しくなりがちです。
しかしカフェインの過剰摂取は、お腹の張りや胃の不快感、また不眠などの原因となるため気を付けましょう。
またエナジードリンクなどの炭酸飲料には、大量の砂糖や人工甘味料などの添加物が入っているため、むくみを悪化させ体重増加の引き金となってしまうので、飲むのはなるべく控えるようにしましょう。