どうして眠れなくなるの?
そもそも、どうして眠れなくなってしまうんでしょう。
眠れない理由は、一つではなく、様々な理由が複雑に絡み合っていると言われています。
大きく分けて6つある理由をご紹介します。
1.ストレス
心理的なストレスや緊張状態は睡眠に大きく関係します。
不安や緊張などの負のストレスだけでなく、旅行が楽しみすぎて眠れないなどの楽しいイベントもストレスになり、眠れなくなってしまいます。
2.体内時計の乱れ
例えば夜勤のある仕事をしている方や、休みの日に寝だめする方は、体内時計の乱れから
夜眠れなくなることがあります。
3.環境
音や光、気温や湿度も睡眠に影響を及ぼします。
最近ではスマホのブルーライトも、強い光で脳を活性化させ、寝つきを悪くしてしまいます。
4.刺激物の摂取
コーヒーや紅茶、緑茶に含まれているカフェインやたばこのニコチンは、覚醒作用があり
眠れなくなってしまいます。
5.加齢
年を重ねると体内時計が前倒しになるため、
早い時間に目が覚め、早い時間に眠くなるようになります。
6.身体や心の病気
病気による症状で眠りが妨げられたり、寝つきが悪くなることがあります。
不眠症という病気も最近ではよく聞きますよね。
あまりにも眠れなくて日常生活に支障をきたす場合、病院に相談しましょう。
この6つの原因に心当たりがあるようであれば、
その原因を取り除くことがとても大事です。
簡単に取り除ける原因なら日常生活で工夫してみましょう。
ではさっそく、夜眠れる方法を6つご紹介しますね。
夜眠れる方法6選
■1.寝たい時間の90分前にお風呂に浸かる
ベットに入ってすぐ寝るためには、
寝る90分前にお風呂に入るのがおすすめです。
人は寝る前になると、「深部体温」が、
活動的な昼の高い状態から下がります。
この深部体温を上手に下げることが、スムーズな入眠に大きく関係します。
最適なのは、40度のお湯に15分浸かること。
そこからもとの体温に戻るのに90分。
このタイミングで眠るとぐっすり深い睡眠をとることが出来ます。
眠りにくいな、と感じる方は、
寝たい時間の90分前にお風呂に浸かることを習慣づけてみてくださいね。
■2.4・7・8呼吸法
こちらは私もよく実践する方法です。
方法は簡単。
まず息を完全に吐き切ります。
次に4秒かけて鼻から息を吸い、7秒息を止め、8秒かけてたまった息を吐く。
これだけです(笑)
これを繰り返していると、気付いたら眠ってしまっています。
この方法は安倍首相もやっている方法として有名で、
世界的に有名な内科医のアンドルー・ワイル氏が発案したものです。
世界中で取り入れられているそうです。
この呼吸をすると、深い腹式呼吸をすることができます。
腹式呼吸をすることで、自律神経が整い、リラックス効果もあるので
眠れるようになるんです。