熱中症対策のポイントは?
■適度にエアコンや扇風機を使う
毎年、高齢者の方が熱中症で亡くなったというニュースが流れますが、その多くは自宅でなくなっています。
特に自宅にエアコンや扇風機があるのに、スイッチが入っていなかったというケースが急増中。
年齢と共に体温調節機能が低下するため、外気温が高ければエアコンや扇風機を適度に使うことで熱中症を防ぐことができます。
高齢者の方は特に「エアコンをつけると寒い」「足元が冷える」と避けがちなので、扇風機やサーキュレーターで部屋の空気を循環させ、少しでも温度を下げるのが好ましいです。
■こまめな水分補給
熱中症は屋外だけでなく、屋内でも起こります。
特に屋内で過ごしている場合は暑さを感じにくいため、水分不足になりがち。
そのため、熱中症を予防するためにはこまめな水分補給が必要になります。
1日1.2リットルを目安に、15~30分に一度、200~250mlの水分を補給すうりょうにしましょう。
また「のどが渇いた」と感じる前に飲むことで、より熱中症を防ぐことができます。
■日頃からしっかり汗をかく
日頃から軽い運動を取り入れ、適度に汗をかいている方は熱中症になりにくいと言われています。
逆に運動不足だったり、普段全く汗をかかない方は熱中症になりやすいということ。
運動がなかなかできない場合は、お風呂に入って汗をかき、代謝を良くしておきましょう。
また本格的な猛暑が到来する前に、少し汗をかいて暑さに慣れておくことも大切です。