体重が戻る原因④ ストレス
ストレスを感じると、体を守るためにコルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。
このコルチゾールは食欲を抑制するセロトニンというホルモンの分泌を抑えてしまいます。
なので、食欲をコントロールすることが難しくなり、飲みすぎ食べすぎの原因になります。
ストレスは溜め込まず、適度に発散していくことが大事になります。
■体重をキープするには?
体重をキープする方法:食事量編
体重をキープするのに大事な食事についてみていきましょう。
まず、食事は1日3食バランスよく食べましょう。
朝、昼はしっかり食べ、夕食を軽く食べるようにするとさらに効果的です。
また、1日の消費カロリーのうち、炭水化物が6割、脂質を2~3割とりましょう。
炭水化物や脂質のある食べ物は量を測って食べるようにしてみてください。
炭水化物や脂質は摂らないほうがいいと思う方もいるかもしれませんが、炭水化物は脳や筋肉のエネルギーになりますし、脂質はホルモンの原料にもなります。
食べすぎてしまうと体脂肪が増えてしまいますが、適度に摂取するようにしましょう。
体重をキープするために積極的に食べてほしいものもあります。
それは野菜やフルーツ、乳製品です。
葉物や根菜といった野菜は栄養をたくさん含んでいながらとてもヘルシーです。
また、調理の仕方によっては食べ応えもあり、ダイエット中でも満足感を得ることができます。
フルーツにはビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養がたくさん含まれています。
野菜と一緒にスムージーにするのもおすすめです。
乳製品にはたんぱく質やビタミンD、カルシウム等が含まれており、これらは体重増加を防いでくれます。
ただし、乳製品には脂肪も含まれているので、食べすぎには注意しましょう。
体重をキープする方法:運動量編
体重をキープするためには食事はもちろん、運動も大事になります。
運動をすることによってセロトニンという幸せホルモンが出て、無駄な食欲を抑えてくれる効果も期待できます。
また、運動をして筋肉をつけることで基礎代謝が上がり、太りにくい体を作ることができます。
運動といってもハードな筋トレをするというわけではありません。
通勤の際に歩く距離を伸ばしてみる、デスクワーク中にお腹を意識してへこませる、階段を使うといった日常の些細な行動を変えるといったことでも大丈夫です。
もちろん有酸素運動や筋トレも体重キープするのにおすすめです。
有酸素運動は20分以上続けないと意味がないと言われていましたが、現在では5分や10分と分けて行っても効果があることが分かってきています。
空いた時間を有効活用して有酸素運動をしてみましょう。
筋トレも無理のない程度で行いましょう。
ハードな筋トレをしても続けることができなければ意味がありません。
有酸素運動も筋トレも、15分程度のウォーキング、週2回の筋トレといった無理のない範囲で行い、継続していくことが大事になります。