お正月太りで何キロ太る?その原因は?
仕事や学校がお休みになり、のんびりとした時間を過ごす方が多いお正月。
美味しいものをお腹いっぱい食べて、ゴロゴロするのがお正月の醍醐味!ですが…気になるのはお正月太り。
大晦日の年越しそばから始まり、おせち料理、お雑煮、初詣での食べ歩きなど、振り返ってみると「毎日食べまくっていた」というケースも珍しくありません。
お正月太りを経験した方の多くは平均2~3kg体重が増えているとのこと。
普段は飲まないお酒を飲んだり、新年のお祝いとして和菓子やスイーツ、テレビのお供にお菓子などを食べる機会が増えてしまうため、どうしてもお正月は体重が増えがちです。
さらに長期の休みで生活習慣が乱れていることに加え、普段より食事量が増えることで必然的に体重が増加するのがお正月太りの原因と考えられます。
■増えた体重の正体は便と水分?
お正月に食べ過ぎて太った場合、きっといつもよりお腹が出ていたり、体全体がむくんでいると感じるはずです。
しかし、増えた体重はまだ脂肪に変わっていない可能性も!
例えば夕食に500グラムのステーキを食べた場合、単純計算でその日の朝と比べると体重は最低でも500グラム以上増えているはず。
その他に朝ごはんやお昼ごはん、水分などもプラスされるためもしかすると1kgくらい増えている可能性もあります。
しかし、これが全て脂肪に変わってしまったとしたらどうなるのでしょうか?
大食いタレントの場合、3kgくらいの食事をすることもあるため、3日連続でこの食事をした場合、3日後には体重が10kg近く増えてしまうことになります。
しかし、そのようなケースは聞いたことがありません。
このように短期間で増えた体重は主に便や水分であり、塩分が多いとより体重が増えます。
逆にものすごい食べたのに、翌朝かなり体重が減っていたという場合は体に栄養が足りていなかった可能性も。
人間の体は寝ている時にも代謝しているため、食べた分が「そのまま全て脂肪に変わる」ということはありません。
食べたものが脂肪に変わるのは一般的に「48時間」と言われているため、その48時間でできるだけ消費することがお正月太りを予防するカギと言えそうです。
お正月太りを予防したい!対策方法をご紹介!
■餅の食べ過ぎに注意
お正月太りを予防するため、まずはお餅の食べ過ぎに注意しましょう。
お餅はGI値が高く、基本的には「太りやすい食べ物」と言われています。
お餅1個でお茶碗1杯分くらいの糖質がありますが、お雑煮にすると2個ペロリと食べてしまう方も多いはず。
特にあんこ餅や砂糖たっぷりのきなこ餅などは、カロリーや糖分も増えるため注意が必要。
お雑煮はお餅よりも野菜を多めに、その他の場合は磯辺焼きや大根おろし餅を選ぶのがおすすめです。