■首こりって?
首こりとは首の後ろ、うなじ周辺の筋肉が凝り固まっている状態になります。
スマホやパソコンを使っている時のうつむいた姿勢が影響して首の後ろの筋肉に負担がかかってしまい、首こりを引き起こしてしまいます。
そのまま筋肉が固まってしまうとストレートネックや頭痛、めまい、吐き気といった症状を引き起こす可能性があります。
首が凝っていると感じたらしっかりと対処していくことが大事になります。
■セルフチェック方法は?
自分が首こりなのか分からない方のためにセルフチェック方法を紹介しましょう。
首の動きの良し悪しは首の回転角度で分かります。目安としては首の横の回転角度が60度です。
では実際にセルフチェックをしてみましょう。
壁を使ってチェック
①壁に背中をつけて立って、肩が左右に動かないようにする
②片手をまっすぐ正面に伸ばす
③伸ばした片手を60度の場所て固定する(正面に伸ばした手から壁までの角度から90度なので、そこから3/2の場所が60度になります)
④ゆっくり痛くない程度に首を回し、鼻先が60度以上回るか確認する
60度回らない場合は首こりの可能性があります。
首を回してチェック
①ゆっくりと無理のない所まであごを真後ろに上げ、首を反らせる
②左下に向かって首をゆっくり回転させながら倒して、頭を傾ける
③首を体の正面に移動させ、あごを引き、頭をゆっくり前に深く倒す
④右肩まで首を回し頭をしっかり傾ける
このチェックで動かし辛いところがある方は要注意です。
上を向いて首から腕にかけて違和感がある場合は首こりの可能性が高いです。
みなさんはどうでしたか?
自分が首こりかも?と思ったときはセルフチェックしてみてください。
■首こり解消法
それでは、実際に首こりを解消する方法を紹介していきましょう。
首の横のストレッチ
首の真横の筋肉をほぐすストレッチになります。
①姿勢を正し、右手を左の側頭部に添える
②右手で頭を倒し、左側の首筋を伸ばす
※無理に力を入れないように注意!
③吸う息でゆっくりと元に戻す
④反対側も同様に行う
⑤右手で頭をやや右斜め前に倒し、左側のやや後ろ側を伸ばす
⑥吸う息でゆっくりと元に戻す
⑦反対側も同様に行う
それぞれ2~3回を目安に行いましょう。