■腸カンジダってなに?
カンジダとは、腸内に常在している菌の一つで、だれでも腸内に存在しています。
腸内環境が良いときには、特に問題はないのですが、腸内環境が崩れてしまうと一気に増えてしまい、有害な作用を起こしてしまいます。
カンジダ菌は、腸内環境が崩れた際に、菌糸を伸ばして増殖します。増殖したカンジダ菌からは有機酸という物質が放出され、様々な健康被害がでてしまいます。
■腸カンジダが増える原因は?
カンジダ菌が増える原因は、ズバリ糖質の摂りすぎです。
腸カンジダは糖質が大好物で、砂糖やコーンシロップ、果糖ブドウ糖液糖、アルコールといったものが好物になります。
腸カンジダは酵母の仲間なので、パンといった酵母製品を多く食べると、増加してしまうことがあります。
■腸カンジダが増えるとなんで太るの?
カンジダ菌が糖を食べると、アラビノースという糖を作ります。アラビノースは血糖値を下げるインスリンを誘発し、低血糖状態を起こりやすくしてしまいます。
また、カンジダ菌は有機酸を作りだすことで、細胞のミトコンドリアでのエネルギーを生産するのを妨げます。
低血糖状態とエネルギー不足によって、十分に糖質を摂っているにもかかわらず、脳がエネルギーが足りないから糖を摂るようにと勘違いをしてしまいます。
これにより、食欲が増加してしまい、食べすぎてしまう状況を作り出してしまいます。
さらに、エネルギー不足により、エネルギー代謝が低下してしまうことで、太りやすい状態になってしまうのです。
■まずは腸内環境を整えよう!
腸内環境を整えないまま、カンジダ菌の除菌をしてしまうと、有害金属やアンモニアが放出されるダイオフ症状という副作用がでてしまいます。
ダイオフ症状は、頭痛、吐き気、かゆみ、発疹、関節痛、倦怠感といった様々な症状がでてきます。
カンジダ菌が腸内で増えてしまっている状態で、一気に菌が死滅してしまうとこのダイオフ症状に悩むことになります。
まずは、しっかりと腸内環境を整えてからカンジダ菌を除菌することで、ダイオフ症状を抑えることができます。